台風7号が関東地方に接近するという予報のため、羽田と成田は、多くの便が欠航になりました。
ホヌルル行のフライングホヌとで例外ではありませんでした。
ちょうどホヌは、3号機、2号機がホヌルルで出発準備中でしたが、台風の影響を受け手NH183,NH181便は欠航となりました。
これは帰国する人たちにとっては、予期せの一日延長滞在という喜んでいた人もいたことでしょう。
しかし、2便欠航ということは、翌日の便には当然予約している人がいて、前日の便の客がその便に振り替わるり、人があふれるということになります。
大変だなぁ、と他人事に思っていましたら、なんと!成田で留守番をしていた亀太郎が回送でホヌルルへ向かっているのではあ~~りませんか!?
これにはビックリ!しかし考えてみると、これは合理的ということに気が付きました。
NH183,NH181の乗客数の実態は知らないのですが、空で1便向かったよいうことは、仮に欠航になったNH183便が満席であったとしても、余裕で翌日、乗せて帰ってこれるわけです。ということは、座席変更やチケット振替のやりくりが全く不要ということです。
これを判断した担当者、やりますね!おそらく、帰りは結構空席があったりしますので、ほぼこれで残された乗客はいなくなったと思われました。
フェリーで向かった1号機は、乗務員ともども普通にNH183便に充当されれば、運航乗務員の労務管理上も全く問題ないわけです。
これは3機あるが故の余裕でしょう。
当初、ホヌの運航が始まったころは2機しかなく、しかも2-1-2-1という隔日の2機運航。その時も、1度、台風により2機、ホヌルルに一晩とどまったことがありました。
そして今回、夜中の時間ではありましたが、ホヌルルにホヌが3機勢ぞろいというレアな光景になったわけです。
しかーし!夜が明けてからの通常のNH183便ではなく、臨時便としてNH183Dとしての運航で、なんと夜中のAM4時出発という、いやはや、恐ろしい時間帯の出発でした。
まあ、乗客は、時差ぼけ解消にはもってこいだったのかもしれないですが。
現地係員も徹夜だったのではないでしょうか?でも、労務管理の厳しい美国、どうだったのやら。
その後、NH183便、NH181便にて残りの前日の客を割り振れたようで、ほぼ定刻にホヌルルを出発していつものように15時ごろに成田へ帰ってきていたのでした。
なぜか、誘導路から外れて待機。機内で何かあったのでしょうね。
そして3号機ラーは早朝6:30ごろ成田に戻ってくるという、この日はホヌ全3機が運航していたっレアな日に。
そしてもう一つ、レアだったのは、同じ380の盟友エミレーツ。これも台風の影響を見込んでドバイの出発を12時間遅らせて、6時過ぎ、成田へ到着。そして10時半にはドバイへ向けて離陸しました。
当然前日出発予定だった客を乗せて。おそらくエミレーツのことですから、ホテル等準備して対応していたと思われます。
ということは?この日の定期便と合わせてエミレーツもA380が2機、成田に飛来していたことになりました。プラス、アシアナの380と。計6機のA380が成田でした。ただ同時に居たわけではないのですが。
台風で予定を狂わされてしまった乗客は大変でしたでしょうね。
朝帰りのラーは、朝日新聞成田支局のライブカメラから。