京都市営バスが、路線を民間委託していましたが、京阪バス、JRバスともに、採算が合わず、人材確保も厳しいことから、委託契約解除を申し入れてました。今年の3月いっぱいまでだったみたいですが、京都市営バス当局も、対応しきれず、ズルズルと。来年3月には完全撤退するようです。
京都市営バスが自社乗務員での路線運行が赤字になることから業務委託してましたが、それも破綻。
それもそのはず、自社運行の費用以下での委託ですから、民間はたまったものではありません。
京都市営バス以下の労働条件、賃金で民間バスの乗務員は働くことになり、さらには京都市営バスの乗務員として乗客からは見られますから、乗務員もやってられなくなるのは目に見えてました。
民間委託を撤退されると、100億の赤字が見込まれるとのこと。ということは、現在の運賃が現状に見合っていないことの証明です。運賃を値上げし、乗務員の賃金、労働条件を維持、向上させないと少子化の現代、乗務員確保は容易ではありません。昔のタクシー乗務員募集のように、今では入社準備金や、大型経験不問、2種免許取得費用負担など、30年前なら信じられないような条件での募集状況になってますから。そのような好条件でさえ、集まりが悪い状況です。
それが認識できていない管理職は責任とって辞めるべきですね。
また、運輸局も、運転手の人件費減をしないと運賃値上げを認可しないなどという、とんでもない方針を変えるべきですね。
国鉄の組合があった時代ならば考えられないことです。
国鉄を解体したのは、赤字だけが理由ではなく、これが一番の狙いだったのでしょう。
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