Captain Hollywood

破綻するのは目に見えてた。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6305657

京都市営バスが、路線を民間委託していましたが、京阪バス、JRバスともに、採算が合わず、人材確保も厳しいことから、委託契約解除を申し入れてました。今年の3月いっぱいまでだったみたいですが、京都市営バス当局も、対応しきれず、ズルズルと。来年3月には完全撤退するようです。

京都市営バスが自社乗務員での路線運行が赤字になることから業務委託してましたが、それも破綻。
それもそのはず、自社運行の費用以下での委託ですから、民間はたまったものではありません。
京都市営バス以下の労働条件、賃金で民間バスの乗務員は働くことになり、さらには京都市営バスの乗務員として乗客からは見られますから、乗務員もやってられなくなるのは目に見えてました。

民間委託を撤退されると、100億の赤字が見込まれるとのこと。ということは、現在の運賃が現状に見合っていないことの証明です。運賃を値上げし、乗務員の賃金、労働条件を維持、向上させないと少子化の現代、乗務員確保は容易ではありません。昔のタクシー乗務員募集のように、今では入社準備金や、大型経験不問、2種免許取得費用負担など、30年前なら信じられないような条件での募集状況になってますから。そのような好条件でさえ、集まりが悪い状況です。

それが認識できていない管理職は責任とって辞めるべきですね。

また、運輸局も、運転手の人件費減をしないと運賃値上げを認可しないなどという、とんでもない方針を変えるべきですね。
国鉄の組合があった時代ならば考えられないことです。
国鉄を解体したのは、赤字だけが理由ではなく、これが一番の狙いだったのでしょう。

コメント一覧

Captain hollywood
Dr.鉄路迷さん、

ほんとに公共交通は、自治体が支えです。民間ならできるという妄想は甚だしい勘違いですね。
公営が赤字→民営委託→赤字で路線廃止→公費投入でなんとか維持。

悪しき流れです。昔のように輸送人員が見込めないのですから、なんとかするにはいかに便利にするか、です。地方ではそれも難しいでしょうけど。
鉄路迷
公営が民営に委託するという考えがどうかと・・・。
民間が出来なくなったことを公がカバーするのがふつうなんですけれどね。
この頃は公も増収しようとしているからおかしくなっちゃう。
市営バス側も職員はやる気無くなっちゃいますよ。

わが町のバスはどんなに混雑しようがガラガラであろうが市は運行会社に一定金額を支払うことで維持しています。
路線バス事業は厳しいのはわかっています。
公が民間運行会社を支えてくれなければ住民も困ります。
そこんとこ京都市交通局は分かっていませんね。
地下鉄も使いづらい路線網だし、昔は通じたかもしれないけど、(仕事を民間に回してやるという)殿様商売を今でもやっていたツケですね。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

最近の「ノンジャンル」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事