ケアトリハ

介護とリハビリの仕事をしている方、目指している方、介護やリハビリってどんな世界なの、という方に読んでいただきたいです。

●● 笑う門には福来る ●●

2017年11月08日 | 介護
リハビリテーションの分野では、団塊の世代が75歳以上を迎える「2025年問題」に向けて、地域包括ケアシステムの構築に力を入れています。
現在、年齢層で最も多い昭和22~24年生まれの方達が、あと8年程度で「後期高齢者」と言われる75歳以上になられます。 医療費や介護費の負担をどう削るか…など、厚生労働省を中心にあれこれと策が考えられ、その実施が市町村を中心に進められています。

理学療法士には、障害を持った方の生活動作の回復や、回復が難しくても悪化を予防する、などの働きが期待されています。

私自身、その一環として図書館の集会室をお借りして、月に2回、健康に関するお話と簡単な体操を、ボランティアとして実施させてもらっています。 その体操教室では、地域のご高齢の皆さんがたくさん集まってくださり、約1時間の会を楽しんでくださっています。 私も毎回、できるだけ分かりやすく、楽しんで参加していただけるように、あれこれと工夫しながら勉強しています。

特に気を付けているのは、1時間の中でできるだけ「笑って」いただけるようにしているところです。
「笑うことは健康に良い」ということは、1970年頃から少しずつ研究の成果をみせており、近年は大阪府でもパンフレットを作成して、笑って健康に生活しましょう、と推奨しています。

「笑う門には福来る」といわれるように、楽しいから笑うだけでなく、笑って過ごすことで楽しくなる、という研究も進められているようです。 これについては、またいずれお伝えします^-^