あーあ、アストン から2年ちょっと。ついに日本でも発売になる。
アストンの地元ヨーロッパでは、4月から発売されているのだが、やはり売れてないらしい。
ま、普通にBMWとか買うわな。3シリーズ?5シリーズもいける値段なんじゃない?
>シグネットの日本価格が、475万円からと公表された。これは24日、アストンマーチンの英国本社が明らかにしたもの。シグネットの日本国内での受注開始が告げられ、価格は475万円から、納車は2012年第1四半期以降と発表されたのだ。
シグネットは、トヨタ『iQ』をベースに、専用の内外装を採用。とくにインテリアには、アストンマーチンらしいプレミアム感が表現されるのが特徴だ。もともと、アストンマーチンの顧客のセカンド/サードカー需要を満たす目的で開発された。
インテリアには、レザーやアルカンターラなど上質な素材をふんだんに使用。ハンドメイドによって作られるシートには手縫いのステッチも施される。使用されるレザーの量は、ラグジュアリーGTカー『DB9』とほぼ同じという力の入れようだ。(10/25 レスポンス)
>シグネットは、トヨタで製造されたiQの1.3Lを日本からイギリス・ゲイドンにあるファクトリーに送り、アストン マーティンを名乗るに相応しい外観と内装に作り替えたモデル。アストン マーティンでは「ラグジュアリー・シティ・カー」と称している。
高級なレザーとアルカンターラを贅沢に使用したインテリアは、まさに "クラフツマンシップ" の世界。センター・コンソールやステアリング・ホイール、シートなどの形状も変更されており、「トヨタのプラスティック」が顔を出す箇所は極めて少ない。
iQをこの "白鳥のひな(シグネット)" に変身させるために、イギリスの職人達は計150時間かけて作業するそうだ。
どうやらイギリスをはじめとするヨーロッパでは、アストン マーティンのウルリッヒ・ベッツCEOが期待したほど、シグネットの売れ行きは良くないようだ...という話も聞こえてくる今日この頃。そこで極東にまで販路を広げようというのが、今回の発表に至った経緯...らしい。日本では果たしてどのくらい受け入れられるだろうか?(Autoblog JP より)
ちなみに、来年から発売かと思ったらリースのみというトヨタ全力でやる気なし!の
↓これも、アストンから出すらしい。
iQev やっぱりキタ!
と、話題なので乗っかってみたが、結論を書くと
アストンとしては「売れなくていい。
売れちゃったら受注生産。それで儲かるような価格に設定してるし。
メーカーごとの排出基準の枠組みに、アピれればOK。」という車なのだろう。
が、(内装をどんだけアゲアゲで書こうが)ガッカリ感いっぱいの「お値段異常♪シグネット」は、あーあ、アストンなのだ。
おまけ
iQは最近、アメリカでも販売を開始している。
これがまた悲惨な数字のオンパレードなので、ほんとは別記事にしたいところだが、
ここをよく見に来ているトヨタ関係者様には、涙モノだろうからおまけで。
>トヨタ自動車が若年層取り込みを狙って2003年に導入した「サイオン」ブランドのてこ入れのため、iQを投入して低迷する販売立て直しを図る。
サイオン部門の販売は4年連続で減少し、06年のピーク(17万3034台)からは74%落ち込んだ。ワゴン「xB」とハッチバック「xD」、クーペ「tC」の合計販売台数は今年1-6月(上期)に27%増えたものの、2万6621台にとどまり、韓国の起亜自動車が販売するボックスワゴン「ソウル」の半分にも満たない。(7/20 ブルームバーグ)
なんと!売れていないiQで立て直したいほど、サイオンひん死状態だとは。。。
xB=ルミオン、xD=イストの事。
日本でも、ルミオンは月3500台目標に対して1000台くらい、
イストは月2000台目標に対してここ1年は100台ちょっと、しか売れていないから、ひん死なのも納得。
最後にiQはというと月200台くらいは売れています。
【関連】09/3/26 トヨタiQ 販売台数