7年半前の 自動車評論家の国沢発言に問題は? から、トンチンカン野郎ですが、
悪質業者さらしの場2 の9月の事件について語っておられたので記事に。
あのさ、『実車をチェックするのが基本』って、見て分かんのか?
軽自動車を専門として、8~12万キロ巻き巻きしてたそうだが、
一般の人が見て分かると思ってんの?
お前、上の記事に『車検証に走行距離が記載される前は、巻き巻きで相場を維持してきた』
(=メーターの巻き戻しで、一般に高く売れるのありきで、高く買取りしていた)
って書いてるじゃないか!
実際、このカテなどで取り上げているネタにあるように、
「数年間、メーター巻き戻しの車とは、全く思いもせず乗っていた」
なんて話が、今でもいっぱいある。(何年も普通に使っていても、気付かなかった。)
展示してるのを見るだけで、分かる訳ないじゃないか。
(え?あなた見て分かるんですか。ぜひ、当社の仕入れ担当に。)
それに、ヤフオクか知らんがネットオークションで、一般に売りさばいてた訳だ。
買う方も買う方だ!
というのは、ここでずっと書いている通り。
「実車を見て買え」という結論にすると、当社は弾かれるだろ!
一緒にされると迷惑なんだよ!
朝日新聞デジタルが中古車の走行距離不正のニュースを取り上げている。
現在は車検の度に走行距離を確認され、そいつが車検証に記載されます。
これでいわゆるメーターの巻き戻しは出来ないことになり、結果、走行10万万kmを超える中古車の下取り値もイッキに落ちることとなった。
まぁ中古車買う方からすれば納得ですけど。 しかし!業者もアタマ使う。
まずメーター巻き戻す(中古メーターに変える場合も)。
すると車検時に前回車検の走行距離と巻き戻した走行距離が併記される。
~その後、一時使用停止届け出し、車検証を返納。
さらに車検を取り直すと、巻き戻し前の走行距離が記録から消えるそうな。
それ以外も、1回目の車検の前に6万km走ってメーター交換や巻き戻しして5千kmにすれば、1回目の車検時に5千kmという記録が残る。~
大阪府警は業者を摘発すると共に、国交省に対し対応を依頼したという。
ちなみに今回の件、ネットオークションで実車を見ずに買っている。
やはり中古車はムカシながらの方法で実車をチェックするのが基本かと。
タイヤの製造年月や、ブレーキペダルのゴムの減り具合、記録簿などをキッチリと調べた方が良いと思う。~
(国沢ブログ 新手の中古車距離計巻き戻し発覚より)
中古車販売業者などが、中古車の走行距離メーターを巻き戻し、実勢価格より高く売りつける不正行為が、再び広がっている。
車検証で講じられた防止策をすり抜ける形で横行しており、大阪府警の指摘で車検業界団体が調査したところ、不正が疑われるケースが約2000台判明。
府警は9日、国土交通省に新たな対策を申し入れた。
走行距離を短く改ざんされた中古車を高く売りつけられる被害はかつて相次ぎ、国交省は2004年、車検証の備考欄に、車検を受けた時の走行距離を過去2回分、記載することを決めた。
前回の車検時より走行距離が短ければ不正を見抜くことができる仕組みで、軽乗用車の車検証でも09年から運用されている。
この防止策は一定の効果を上げたとみられ、国民生活センターによると、走行距離を巡る購入者からの相談は04年度に480件だったが、13年度は161件に減少した。
ところが、この防止策をすり抜ける業者が現れた。
必要のない車検を繰り返し、過去の走行距離の記載を押し出す形で消してしまう手口だ。~(12/9 読売新聞)