そうとう昔のことですが
八重山のなかの黒島で
島の祭にたまたま触れ合うことがありました
祭神は ミルク様
写真(ネットからひろっています)のとおり
真っ白なふくよかなお顔です

八重山のなかの黒島で
島の祭にたまたま触れ合うことがありました
祭神は ミルク様
写真(ネットからひろっています)のとおり
真っ白なふくよかなお顔です

柳田国男が晩年「思い残すこと」として
「弥勒の出現を海から迎える行事が遠く隔てた南北にある」として
沖縄八重山のミルク神、鹿島の鹿島踊り(弥勒神)をあげ、
さらには中世文学によくあらわれる美々良久の島、三井楽の崎と
ニライカナイとの関連を知りたい
と書いていて ミルク 弥勒 みらく の関わりを示唆するなかで
「ミルク」は「弥勒」なのだと知ったわけですがー
いずれも海の向こうから訪れる「まれびと」であり
ニライカナイなり西方浄土なりから
五穀豊穣をもたらせてくれる 渡来神なわけです
この柳田国男の一文にある美々良久の島も興味深い伝承があり
藤原道綱母の蜻蛉日記に
「亡くなった人が再び現はれる島があるが、近づくと島の姿は消え失せてしまひ、
名だけが人に知られて「みみらくの島」といふのだといふ。」
と書かれています
この美々良久が
今の五島列島の西の端、福江島の三井楽の崎と言われているそうです
校歌のない自分達の高校の分校に校歌を作ってほしいと
ラジオのDJをしているユーミンにリクエストして生まれた
「瞳を閉じて」も
五島列島の中程にある奈留島が舞台
五島列島には隠れキリシタンにちなんだ伝説も多く残っていて
美しい海の写真を見るたびに
いつかは訪れてみたい場所
「弥勒の出現を海から迎える行事が遠く隔てた南北にある」として
沖縄八重山のミルク神、鹿島の鹿島踊り(弥勒神)をあげ、
さらには中世文学によくあらわれる美々良久の島、三井楽の崎と
ニライカナイとの関連を知りたい
と書いていて ミルク 弥勒 みらく の関わりを示唆するなかで
「ミルク」は「弥勒」なのだと知ったわけですがー
いずれも海の向こうから訪れる「まれびと」であり
ニライカナイなり西方浄土なりから
五穀豊穣をもたらせてくれる 渡来神なわけです
この柳田国男の一文にある美々良久の島も興味深い伝承があり
藤原道綱母の蜻蛉日記に
「亡くなった人が再び現はれる島があるが、近づくと島の姿は消え失せてしまひ、
名だけが人に知られて「みみらくの島」といふのだといふ。」
と書かれています
この美々良久が
今の五島列島の西の端、福江島の三井楽の崎と言われているそうです
校歌のない自分達の高校の分校に校歌を作ってほしいと
ラジオのDJをしているユーミンにリクエストして生まれた
「瞳を閉じて」も
五島列島の中程にある奈留島が舞台
五島列島には隠れキリシタンにちなんだ伝説も多く残っていて
美しい海の写真を見るたびに
いつかは訪れてみたい場所