車が側溝に落ちたよ

ある日のこと、夫が歯医者に行くと言って車で出かけました。

家の駐車場を出た気配があったのですが

走り去る気配がありません。

 

あれ？

と思っていると、玄関がバタンッと開いて

「側溝に落ちた！！！！」

と言うではありませんか。

 

見ると、怒りに震えている感じ、

スマホを持つ手もプルプルしていました。

「俺が先に交差点に入ったのに

〇〇さんが突っ込んできて…」

と、すぐ近くの〇〇さんのことを怒っていました。

 

少し落ち着いてから、夫は自動車保険のロードサービスに電話をしてました。

その間、私は家のすぐそこの側溝に落ちている車を見に行くと

家の中から夫の落ちた時の様子を見ていたという

ご近所の方もそこにいました。

 

お話を聞くと、

夫が交差点に入ろうとしたとき

右から〇〇さんの車が突っ込んで来て

どちらも前に進めなくなった。

あれは、〇〇さんが待ってるべきだったのに

無理に入ってくるから

よけた夫くんが落ちた、

とのことでした。

↑こんな感じ？

車はその後到着した自動車工場のレッカーのお陰で

無事救出されました

（レッカーの調子が悪く小一時間かかったけど）。

 

夫が落ちる原因となた〇〇さんですが、

夫が落ちた後、様子をうかがうでもなく

走り去ったとのこと。

 

レッカーの様子も〇〇さんの家から見えるはずなのに

全く姿を現さず…

夫の怒りは収まりません。

 

実は、〇〇さんの運転はいつもそんな感じ。

私が駐車場から車を出そうとしていて

後少しで出る！ってところに走って来て

出せない場所で停車するので

結局私が駐車場に車を戻したり。

 

いえね、車がたくさん通る道ならまだしも

うちの前の道はそこの住人しか通らず

住宅の軒数も１０軒あるかどうか。

その状況でのこの運転なんです。

他の皆さんは「お先にどうぞ」って感じなんですが

〇〇さんはちょっと違う…

 

一方で、〇〇さんは７０代後半、

もうすぐ８０に届くお年（多分）。

こうした運転の仕方も

もしや認知のずれが生じているのでは？

と勘繰りたくなります。

 

もうちょっとはっきり書くと

普通は行けないって思うところ

行けるって思っちゃうとか

普通は待つって判断になるところ

行くって判断しちゃうとか、

そんな感じなのかなぁ。

 

で、夫と話しました。

〇〇さんの車が来たら

下手に動かない、

もしくは遠ざかる、

それがわが身を守ることにつながるのでは…

 

高齢者の運転が取りざたされる昨今です。

車がないとどこにも行けない土地柄ゆえ

運転をする高齢者は多いです。

こっちも注意が必要だなと、今回感じました。

 

と、偉そうに書きましたが

私も運転下手なんで、人のこと言えないんだけどね。