刻み

いつも言うように、カメラを片手に仕事というのは

なかなか難しく、カメラを構える瞬間は手がとまる、というか

手がとまっているときにしか、カメラを向けれないです

作業には流れというものがあり、意識的に手をとめカメラを…というのは自分には

なかなか難しい、ということです。

ですので、みんなに伝えたいショットというのがなかなないです

きっと、作業をやらず、カメラだけを持ってぶらりんこしてればショットはとれるかも

でもそれは自分の性分には合わないかも…

ということで、今日のショットです





墨付けをして山積みになった材料の上からおろして刻みはじめてます…

ので、まずは屋根に近い材料、‘母屋’からの刻みですね

刻み開始

墨付けもおわり、刻み開始です

この時期は作業場に西日が強くはいるので、自分たちも

材料も西日対策が必要です

刻み作業は少し湿気のあるときのほうが材料にはいいですね。

特に柱を鉋で仕上げるときは雨降りなどの湿気があるときのほうが最適です。

刻み作業は、体力的なものも必要ですが、墨に対して神経を集中させるので

疲れ方が違います…、ただ漠然と墨に向かって刻むと、後で‘ありゃ？’

ということになりますので、墨に集中します…


スマホで今日の画像をとりましたが、なぜか今日はパソコンとうまく接続できないので

画像はありません

墨付けも大詰めです

土台→梁→母屋…と墨付けをすすめていきますが、大詰めです。

墨付けがおわると、刻み作業にはいります。

その刻み作業がおわると、通し柱、管柱の木取り→墨付け→刻み…と

作業を進めていきます。


墨付けをした材料です




墨付けの道具です、さしがね　墨つぼ、墨さし、けん竿



そして　図板（絵図板）




もちろ図面（以前ブログにのせた自作製本の図面）もみながら墨付けの作業をします

うれしいことに

我々の仕事の、現場だけでなく作業場での仕事に

興味を持ってもらうということはとてもうれしいことです

今日、その墨付け　とうい作業の見学にみえました

ひとことでいえば、墨付けの作業は奥がふかく、

いろんなことを予測？して、作業しなければなりません。

それこそ、経験とカンというのでしょうか…、それがとても

大事だ、ということが最近つくづく感じます。

自分で考えて仕事する、ということですね。…

連敗…

まぁ、落合監督の采配とドラ戦士のヤル気で巻き返してくれることを信じてます〓

仕事のT シャツ、自分のは今年もドラゴンズブルーで一枚注文しました〓
デザインは前と変わらずです。

新しいT シャツで気分新たに頑張ります〓