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ジャニーズ、特に嵐(相葉さん)をこよなく愛するチャミのブログ。みんな違ってみんなイイ。

世にも奇妙な物語~人気作家共演編

2010年10月05日 | アラシゴト
昨夜の世にも奇妙な物語。

何気に放送開始から見ていた記憶があるので、放送開始20周年って聞くと、自分もその分年を取ったってことだよな~と思うとちょっと凹みつつ、人気作家とコラボしたスペシャル企画全5話を楽しく見ました。

なんと言っても一番テンションが上がったのは智君主演の「はじめの一歩」。
恐ろしくて後味の悪い話が大半を占める中、このお話はお茶目な2人の神様が登場するほんわかラブコメディに仕上がっていてとっても面白かったです。

智君演じるはじめくんは「まず始めに・・・」という口癖があるサラリーマン。
色も黒いし、ちょいヘタレだし、0号室のヒロくんっぽいのかも。
智君のスーツ姿好きにとってはたまらない設定ですわ~。

デザートを食べる順番にこだわったり、映画の席決めるのにすごく時間がかかったり、めんどくせーって感じですけど、はじめ君はどこか憎めなくって、可愛い~って思っちゃいました。

恋人役には田中麗奈さん。キツイイメージの田中さんとはつり合わないかも、と思いきやお互いほわんとしててなんとも可愛らしいカップルなのにびっくりです。
智君の恋人がいる役なんて見慣れないから変な感じだったけど、よく考えれば智君は29歳だしそういう役が似合うお年頃なのね~ってリアルに色々想像ししちゃったわ。

縁結びの神様が伊東四郎さんで、遠藤憲一さんが交通安全の神様ってなんか笑っちゃいます。こんな設定ありあえない!でもあったら面白いかもっていう感じがいかにも世にも奇妙な~っぽいですよね。
ゆるーい2人とマイペースなはじめくんのやり取りや空気感がなんともいい味出しててすごく良かったです。

そういえば伊東さんも遠藤さんも親しみがあるなと思ったら夏虹とカバチの共演者さん繋がりなんですね。

結局「まず始めに・・・」を使わなくなったことで、考え方が変わり、物事がスムーズに進むようになっていくのだけど、神様の力はあったにしても、ちょっとしたことを変えてみるだけで人生変わるんだな~ってのは興味深いというか、なるほどそうかもしれないと思ってみたり。

でも実は彼の願い事ではなく、彼女の願い事を叶えていたっていうどんでん返しにはやられた~って思いました。ほんわかしているけど、ちょっぴりひねりを効かせるストーリー展開はさすが万城目さんって感じですね。

ちなみに作者の万城目さんはレストランのシーンにエキストラとして参加してたんだそうです!あとでチェックしてみようっと。

ファン目線で見ると、智君のプロポーズの言葉や、腕組んで彼女と歩くところや、抱きつかれたりするシーンはほんとヤバかったです~!
田中さんになりたい!!!っていうか、脳内で自分に置き換えてうひょー!ってなってました。

あと、ちょっとした仕草とか、目線の動かし方とか、台詞運びとか、智君の演技はすごく自然にお芝居の世界に溶け込んでて、やっぱり上手。昨日のドラマを観てもっともっと智君の演技のお仕事観たいって思っちゃいました。

舞台でもドラマでも映画でも、なんでもいいので智に演技のお仕事プリーズ!!!(普通の人間役でね)

あ、でも今舞台やられると倍率すごそうなのでドラマか映画がいいです。
希望としては魔王みたいなシリアスな役をまたやってほしいな。


1話の江口さんの話は、途中から展開読めてしまったけど、スーツ姿の江口さんがかっこよかったってことで。

厭な小説
京極 夏彦
祥伝社

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3話の堀北真希ちゃんの栞の恋。
真希ちゃんは昭和時代の女の子をやらせるとほんとにはまりますね。

栞を通じる恋の話と思いきや、文通?していた相手が本の作者だったという、時代を超えたファンタジーだったのは驚きでしたけど、後半作者が前線に行くのを止めようと手紙を書くところは切なくて思わず涙がこぼれました。

ラストの金木犀のシーンなど、余韻の残る素敵な話でした。

かたみ歌 (新潮文庫)
朱川 湊人
新潮社

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4話は玉木宏くんと塚本くんの「殺意取扱説明書」
これもいかにも世にも~っぽい話。

玉木くんって痩せてるせいか病的な美しさを感じるので殺意を増幅させようと目論むあたりの鬼気迫る感じがすごく雰囲気あるなーって思いました。

塚本くんは最近こういう嫌な役だけど印象的な役を結構やってますよね。
いい男2人の演技がじっくり見れて楽しかったです。

毒笑小説 (集英社文庫)
東野 圭吾
集英社

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5話の「燔祭」は宮部みゆき作。
長編小説クロスファイアの前篇なんだそうです。

鳩笛草―燔祭・朽ちてゆくまで (光文社文庫)
宮部 みゆき
光文社

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念力放火能力という特殊能力を持った女性と、妹を殺された男の話。
香川照之さんの抑える演技と広末さんのはかなげで妖しい魅力が光る良作だったと思います。
生きる意味を探し求める2人の人間模様がすごく丁寧に描かれていて、これは原作を読んでみたい!って思いました。

ちなみに「はじめの一歩」はドラマのための書き下ろしですが現在発売中の「yom yom」という雑誌で読めるそうなので、機会があったら読んでみたいと思います!

yom yom (ヨムヨム) 2010年 10月号 [雑誌]

新潮社

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