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ジャニーズ、特に嵐(相葉さん)をこよなく愛するチャミのブログ。みんな違ってみんなイイ。

喬太郎・鯉昇・桃太郎3人会@練馬文化センター小ホール

2009年11月25日 | 落語
地元練馬に喬太郎師匠がやってくる!ってことで喜び勇んで行ってきました、

「喬太郎・鯉昇・桃太郎3人会」。

喬太郎師匠以外のお2人は初めて。1人1席ずつ、じっくりたっぷり、バラエティに富んだ落語を聴けたなかなか面白い会でした。


瀧川鯉ちゃさんは鯉昇(りしょう)師匠のお弟子さん。

「新聞記事」はどっかで聞いた話だな~と思ってあとで調べたら上方の「阿弥陀池」でした。同じネタでも江戸と大阪でちょこちょこ違いがあって面白いなって思いました。


昔昔亭(せきせきてい)桃太郎師匠は「らくだ」。

漫画家の赤塚不二夫氏に似た頑固親父っぽい風貌で、べちゃっとした話し方がちょっと苦手でした。
もともと新作が得意の方らしく、「らくだ」はネタおろしだったとのこと。

「らくだ」は歌舞伎でしか知らないので初めて落語で聴ける!ってすごく期待したのに、なんともテンポが悪く迫力のない「らくだ」でがっかり。

通の人によると歌舞伎の「らくだ」はもともと落語ネタだから無理があって、落語の方が断然面白いと聞いていたんですけどね~。
う~いつかお腹を抱えて笑う位面白い「らくだ」が聴いてみたいものです。


待ってました!喬太郎師匠は「幇間腹」。

世間話のようなまくらもユーモアがあって、観客の心をガッシリつかんだ喬太郎師匠。
この絶対に期待を裏切らない面白さはなんなんでしょうね?
木久蔵の若旦那ぶり全開の話はもう最高でした!

「幇間腹」はお金持ちの旦那と太鼓持ちのおかしなやり取りの噺なんですが、腰の低い太鼓持ちの演技が今すぐにでも太鼓持ちになれるよって位、ものすっごく上手でびっくりでした。

テンポもいいし、表情もいいし、とにかく面白かったです。あと猫の物まねもキモ可愛くて面白かったです。

喬太郎師匠が人気があるのはほんと納得。
昨日の高座で、私の中の東京の噺家さんランキング1位は喬太郎師匠になりました。(2位は古今亭菊之丞師匠)


瀧川鯉昇師匠は「二番煎じ」。

上方でいうところの「ふぐ鍋」みたいな感じでしょうか。
冬の寒い晩に、熱燗と牡丹鍋を皆でつつく噺です。

鯉昇師匠はゆったりとした話し方をする方なんですが、そのゆったり感が味わいがあって心地良く聴けました。

熱燗をごくごく美味しそうに飲んだり、熱い肉をはふはふ頬張る仕草がすごくリアルで、「あ~鍋食べたい!」って思いました。

こういう季節感のある噺ってのはいいものだな~としみじみ。
鯉昇師匠の高座は機会があればまた聴いてみたいです。


中入り後は3人のトークショー。桃太郎師匠の独壇場で進みましたが、終始まったりした感じで私的にはそれよりもう一席やってほしかったなって思いました。




★番組★

瀧川鯉ちゃ  「新聞記事」
昔昔亭桃太郎 「らくだ」
柳家喬太郎  「幇間腹」
瀧川鯉昇   「二番煎じ」

 中入り

3人によるトークショー


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