映画「ザ・マジックアワー」

今月4本目の映画鑑賞。

映画「ザ・マジックアワー」、やっと観に行くことができました。
レディースデーだったのもあるけど、地元のシネコンは結構人が入ってて、さすが人気作品だけあるなと思いました。

公開前の特番や、雑誌などであらすじは読んでいたのでなんとなくの想像はしていたのですが、その想像以上に面白くて、2時間15分があっという間でした。

いつもの三谷脚本らしく、豪華キャストに最初から小ネタ満載でストーリーが進むごとにどんどん面白くなっていく展開は相変わらずで爆笑の連続なのですが、今回の「ザ・マジックアワー」は面白さの中にも深みがあるというか、ラストの「誰の人生にでもマジックアワーがある」、というメッセージが心の奥にじんわりと伝わってきて、観終わった後あったかい気持ちにさせてくれます。

なにより主演の佐藤浩一が売れない役者っていう設定がありえないのだけど、これが意外とハマってて面白かったです。今までの私の佐藤浩一に対する渋いイメージがいい意味で覆されました。なんかかわいいって思っちゃいました。

妻夫木聡は七三分けの情けないキャラクターだし、深津絵里が妖艶な美女だったり、意外性のある配役が逆に良かった気がします。西田敏行は今回アドリブなしのシリアスな役だったけど最後ちょこっとお茶目なシーンがあって、やっぱり面白かったです。

これは毎度のことですが、発表されていない大物ゲストが沢山出演していて、えーあんな人も！こんな人も出てる！って驚きがあってその度に笑ってしまいました。

チョイ役だったけど素敵だったのが谷原さん、やっぱり男前だわ～　
山本君は最初の方に出てきますが、なかなかいい味出してました。
そうそう、亀次郎が出て来た時、映画館の中で笑ってたの私だけだったのが恥ずかしかったです。

それと特番でも紹介されてましたが街全体がセットだというのに、本当にびっくりします。三谷さんと美術さんのこだわりを感じられる素敵な街になっているので、これから観る方はセットにも注目してみて下さい。


映画を観終わって、私のマジックアワー（＝輝く瞬間）は、これから来るのかしら？なんてちょっと本気で考えてしまいました。

笑って泣ける一度に二度美味しい、そんな映画になっていて、私は三谷監督作品の中で一番好きかもって思いました。
できればもう一回観たいなぁ。


映画の予告で「花より男子F」の予告が流れてました。
大画面で観るF4はやっぱりかっこよくて、早く観た～い！って思いました。
嵐の「ONELOVE」も聴けば聴くほどいい曲♪　28日の公開が楽しみです。