三連休初日は舞台「ろくでなし啄木」を観に行ってきました。
「ろくでなし啄木」は三谷幸喜作・演出で出演は藤原竜也、中村勘太郎、吹石一恵の3人芝居。
このメンバーと言えば!大河ドラマ「新選組!」ですよねぇ~!
総司に平助に、おひでちゃん!!!
まさに、全国の組!ファンが泣いて喜ぶキャスティング!いよっ待ってました!
確か雑誌とかのインタビューでたっちゃんと勘太郎くんが舞台一緒にやりたいね~って言ってましたもんね。ようやく実現したんだと思うとちょっと感慨深いものがあります。
以下、ネタバレはほぼなしですが、舞台の感想を少し。
※これから行かれる方でネタバレ一切知りたくないという方はご注意ください。
まずこの舞台が決まった時、あらすじ等一切読まずにチケットを取ったので、あとで3人芝居で、しかもミステリーと知った時はてっきり正統派のコメディーで来ると思ってたので意外に思いました。
しかも公開リハーサルの映像見たら色っぽいシーンが映り、三谷作品にしては珍しいというか、一体どんな感じになるなんだろう!?って実はちょっと不安だったんです。
それに石川啄木は受験の時に名前と作品名を覚えた位で人物像は全くと言っていいほど知りませんでした。
物語は温泉旅館での一夜の出来事をトミ(吹石さん)とテツ(勘太郎君)が振り返るという形で進行します。
貧乏歌人で女癖の悪い啄木をたっちゃん、啄木の友人で真面目で気の優しいテツに勘太郎君、気立てのよい美人さんのトミに吹石さん。
まずはトミの視点で一夜を振り返ります。そして次にテツの視点。
2人の視点は共通してるように見えて、微妙に食い違いがあり、なんとなく違和感があるのです。
あれ?おかしいぞ、なんでだ!?と思ってるうちに物語はどんどん進み、意外な真実が見えてくるというハラハラドキドキな展開にぐいぐいと惹きこまれ、2時間45分の上演時間がほんとにあっという間で、すっごい面白かったです!
たっちゃん、勘太郎くん、吹石さん、共演経験があるからか3人の息はぴったり。
たっちゃんは普通の人よりも、こういった癖のある人物を演じるとピカイチだなって思います。金にも女にもだらしないのに、でもそこがかっこいいというか憎めなくて・・・もしや三谷さん、アテ書きしました!?(笑)
今回5列目のど真ん中のお席だったんですけど、舞台も役者さんも目の前で、たっちゃんの汗や唾が飛んで来そうな勢いでたまげました。こんなに近くでたっちゃんを観たのはもしかしたら初めてかも。かっこいいし可愛いしお芝居上手いし、やっぱり大好きな役者さんです。
勘太郎くん、今回は3枚目の役なんですけど、ちょっと田舎臭いキャラクターがイメージぴったり。
そして3人の中では一番はっちゃけて、動きまわることが多かったかもしれません。
舞台の端から端まで走りまわる勘太郎君、歌舞伎で鍛えた肉体も披露し(笑)すっごい頑張ってました。
歌舞伎でも道化っぽい役柄はあるけど、こんなくだけた役はそうそう見れるものじゃないから貴重だよなって思います。
そして、お父さんの勘三郎さんに似てる!!って瞬間が何度もありました。
声も顔もしぐさもそっくり。昔はそんなに思わなかったんですけどね、やっぱり親子なんだなってしみじみ思いました。
そして吹石さん、なんと舞台初出演だそうです。
紅一点ですごく重要な役柄で、しかも相手は勘太郎くんとたっちゃんという芸達者な2人。普通だったら足がすくみそうな気もするのですが、実に堂々としていて、2人に全く引けを取らない素晴らしいお芝居を見せてくれました。
綺麗だし、背が高くてスタイルいいし、声もいいし、実は舞台向きなのかもって思いました。これを機に舞台女優さんになるかもしれないですね~。
全体的にストーリーはシリアスな内容だけど、会話一つ一つはテンポがいいし、笑える部分も沢山あるし、後半に向けてどんどん物語が加速する感覚はやはり三谷脚本ならではの面白さがあると思いました。
水を使った演出や、障子を使った舞台転換も見事で、何度もおぉ!と思う部分があってすごく良かったです。
今回音楽を藤原道山さんが担当されるというのもあって観に行ったのですが、道山さんの音楽はそれほど流れるわけでなく、舞台転換の時にちょろっとって感じだったのはあれ?って感じでしたが、ミステリータッチの物語に、あやしげな尺八の低い音色は雰囲気あるなぁと思いました。
今年は三谷さんの生誕50周年ということで新作舞台が続々上演され、三谷ファンは大忙しの1年になりそうです。
個人的には6月からの野村萬斎、深津絵里、大泉洋さんが出る舞台『ベッジ・パードン bedge pardon』、これは絶対観に行きたいです!チケット取れなさそうだけど・・・。
「ろくでなし啄木」
★東京芸術劇場 中ホール 1/7(金)~1/23(日)
S席10,000円
A席8,500円
★天王洲 銀河劇場 2/17(木)~2/26(土)
S席10,000円
A席8,500円
★イオン化粧品 シアターBRAVA! 1/27(木)~2/13(日)
S席11,000円
A席9,500円
<あらすじ>
極貧の中に夭折した薄幸の歌人・石川啄木をめぐる謎とサスペンスの物語。
27歳で夭折した天才歌人、啄木の残された肖像写真からは、純真で才能に満ち溢れた病弱な文学青年のイメージが浮かぶ。
しかし一方で啄木は金にルーズで、常に借金を抱え、女性にも目がなく、愛欲におぼれ、平気で嘘をつき、家族を困らせ、 常に周囲の人々をふりまわしていたとも言われている。
物語は謎の歌人石川啄木と、彼に翻弄された男テツと女トミを巡って物語は展開する。
ある日、金に困った啄木は、小金を貯めこんでいるらしいテツにお金を出させる一計を案じ、トミも巻き込んでの大作戦を展開する。しかしこの事件について言うことは三人ともばらばらで、まさに”真実はやぶの中”。
一体啄木はどういう人物なのか、何が真実で何が嘘なのか!?
「ろくでなし啄木」は三谷幸喜作・演出で出演は藤原竜也、中村勘太郎、吹石一恵の3人芝居。
このメンバーと言えば!大河ドラマ「新選組!」ですよねぇ~!
総司に平助に、おひでちゃん!!!
まさに、全国の組!ファンが泣いて喜ぶキャスティング!いよっ待ってました!
確か雑誌とかのインタビューでたっちゃんと勘太郎くんが舞台一緒にやりたいね~って言ってましたもんね。ようやく実現したんだと思うとちょっと感慨深いものがあります。
以下、ネタバレはほぼなしですが、舞台の感想を少し。
※これから行かれる方でネタバレ一切知りたくないという方はご注意ください。
まずこの舞台が決まった時、あらすじ等一切読まずにチケットを取ったので、あとで3人芝居で、しかもミステリーと知った時はてっきり正統派のコメディーで来ると思ってたので意外に思いました。
しかも公開リハーサルの映像見たら色っぽいシーンが映り、三谷作品にしては珍しいというか、一体どんな感じになるなんだろう!?って実はちょっと不安だったんです。
それに石川啄木は受験の時に名前と作品名を覚えた位で人物像は全くと言っていいほど知りませんでした。
物語は温泉旅館での一夜の出来事をトミ(吹石さん)とテツ(勘太郎君)が振り返るという形で進行します。
貧乏歌人で女癖の悪い啄木をたっちゃん、啄木の友人で真面目で気の優しいテツに勘太郎君、気立てのよい美人さんのトミに吹石さん。
まずはトミの視点で一夜を振り返ります。そして次にテツの視点。
2人の視点は共通してるように見えて、微妙に食い違いがあり、なんとなく違和感があるのです。
あれ?おかしいぞ、なんでだ!?と思ってるうちに物語はどんどん進み、意外な真実が見えてくるというハラハラドキドキな展開にぐいぐいと惹きこまれ、2時間45分の上演時間がほんとにあっという間で、すっごい面白かったです!
たっちゃん、勘太郎くん、吹石さん、共演経験があるからか3人の息はぴったり。
たっちゃんは普通の人よりも、こういった癖のある人物を演じるとピカイチだなって思います。金にも女にもだらしないのに、でもそこがかっこいいというか憎めなくて・・・もしや三谷さん、アテ書きしました!?(笑)
今回5列目のど真ん中のお席だったんですけど、舞台も役者さんも目の前で、たっちゃんの汗や唾が飛んで来そうな勢いでたまげました。こんなに近くでたっちゃんを観たのはもしかしたら初めてかも。かっこいいし可愛いしお芝居上手いし、やっぱり大好きな役者さんです。
勘太郎くん、今回は3枚目の役なんですけど、ちょっと田舎臭いキャラクターがイメージぴったり。
そして3人の中では一番はっちゃけて、動きまわることが多かったかもしれません。
舞台の端から端まで走りまわる勘太郎君、歌舞伎で鍛えた肉体も披露し(笑)すっごい頑張ってました。
歌舞伎でも道化っぽい役柄はあるけど、こんなくだけた役はそうそう見れるものじゃないから貴重だよなって思います。
そして、お父さんの勘三郎さんに似てる!!って瞬間が何度もありました。
声も顔もしぐさもそっくり。昔はそんなに思わなかったんですけどね、やっぱり親子なんだなってしみじみ思いました。
そして吹石さん、なんと舞台初出演だそうです。
紅一点ですごく重要な役柄で、しかも相手は勘太郎くんとたっちゃんという芸達者な2人。普通だったら足がすくみそうな気もするのですが、実に堂々としていて、2人に全く引けを取らない素晴らしいお芝居を見せてくれました。
綺麗だし、背が高くてスタイルいいし、声もいいし、実は舞台向きなのかもって思いました。これを機に舞台女優さんになるかもしれないですね~。
全体的にストーリーはシリアスな内容だけど、会話一つ一つはテンポがいいし、笑える部分も沢山あるし、後半に向けてどんどん物語が加速する感覚はやはり三谷脚本ならではの面白さがあると思いました。
水を使った演出や、障子を使った舞台転換も見事で、何度もおぉ!と思う部分があってすごく良かったです。
今回音楽を藤原道山さんが担当されるというのもあって観に行ったのですが、道山さんの音楽はそれほど流れるわけでなく、舞台転換の時にちょろっとって感じだったのはあれ?って感じでしたが、ミステリータッチの物語に、あやしげな尺八の低い音色は雰囲気あるなぁと思いました。
今年は三谷さんの生誕50周年ということで新作舞台が続々上演され、三谷ファンは大忙しの1年になりそうです。
個人的には6月からの野村萬斎、深津絵里、大泉洋さんが出る舞台『ベッジ・パードン bedge pardon』、これは絶対観に行きたいです!チケット取れなさそうだけど・・・。
「ろくでなし啄木」
★東京芸術劇場 中ホール 1/7(金)~1/23(日)
S席10,000円
A席8,500円
★天王洲 銀河劇場 2/17(木)~2/26(土)
S席10,000円
A席8,500円
★イオン化粧品 シアターBRAVA! 1/27(木)~2/13(日)
S席11,000円
A席9,500円
<あらすじ>
極貧の中に夭折した薄幸の歌人・石川啄木をめぐる謎とサスペンスの物語。
27歳で夭折した天才歌人、啄木の残された肖像写真からは、純真で才能に満ち溢れた病弱な文学青年のイメージが浮かぶ。
しかし一方で啄木は金にルーズで、常に借金を抱え、女性にも目がなく、愛欲におぼれ、平気で嘘をつき、家族を困らせ、 常に周囲の人々をふりまわしていたとも言われている。
物語は謎の歌人石川啄木と、彼に翻弄された男テツと女トミを巡って物語は展開する。
ある日、金に困った啄木は、小金を貯めこんでいるらしいテツにお金を出させる一計を案じ、トミも巻き込んでの大作戦を展開する。しかしこの事件について言うことは三人ともばらばらで、まさに”真実はやぶの中”。
一体啄木はどういう人物なのか、何が真実で何が嘘なのか!?
この感想を読むと、行くべきかなと思いました…
行った方がいいですか?(すみません…、判断を委ねてしまって)
3月まで舞台の予定を入れすぎたので、遊びすぎかなと反省してた事もあり…。
何故か年末に、1年振り返って、趣味にいくら使ったのだろうと…(冷静に考えると怖いので、いつもはしないのに…笑)
そして、反省してました
あっ、でも、良い作品を見逃すのも勿体ないので、率直なご意見を
何か、私の反省レポみたいですみません
観に行かれるか迷ってらっしゃるのですね~。
私的には三谷さんもキャストも音楽の道山さんも大好きな人達ばかりだったので見にいくことに迷いはなかったですし、観に行ってよかったと思っています。
喜劇ではないけれど、会話の面白さや、役者の魅力が存分に引き出されたいい舞台だったと思います。
余裕があれば是非観ていただいただきたいけど、チケット代は高いし無理にとは言えないかな・・・。私もこれを見るために他の舞台諦めましたしね(^_^;)
趣味にいくら使ったかって計算すると怖いですよね、その時は楽しいですけど、あとから凹むこともしばしば。私も色々と反省中です。
初めておじゃまします。
最新トピで「ブログお休みします」とあったのですが
どうしてもコメントしたくて送ってしまいました。
まさに今日「ろくでなし啄木」を観に行きます。
藤原竜也くんが好きで、嵐の大野くんが大好きで、だからチャミさんのブログを見つけて
勝手にテンションが上がってしまいました
今日はなんと2列目ど真ん中です。
萌え死にしないように気をつけますッ
お体の調子が良くないのにコメント失礼しました。
早くよくなりますように。。。
初めまして。コメントいただいたのにお返事が遅くなりすみませんでした。
ろくでなし啄木はいかがでしたか?2列目なんて、大変!萌え死んでないか心配です(笑)
竜也君も好きで、大野君ファンだなんて、気が合いますね♪嬉しいですわ~。
嵐のことをぐだぐだと書いているブログですが、よかったらまた遊びに来てくださいね!