桂吉朝一門会@深川江戸資料館

エイトコンから一夜が明けて、今日はこちらにやってきました。（切り替えが大変！）

私が最も好きな上方落語の一門である、故吉朝師匠のお弟子さん7人の一門会です。

今年は吉朝師匠の七回忌の年ということもあって様々な催しが行われているとのこと。

今日は昼夜の二部制の形の落語会の昼の部に行ってきました。

昼の部は、

吉の丞 　強情
よね吉 　ちはやふる
あさ吉 　おごろもち盗人
吉坊 浮かれの屑より

～中入～

吉朝一門 地獄八景亡者戯（劇場版）

元気いっぱいの吉の丞くん、艶のある落語のよね吉さん、ふわふわ天然キャラのあさ吉兄さん、正統派の吉坊さん、個性溢れる一門の面々。

「浮かれの屑より」は華やかで歌舞伎の要素をとりいれた大ネタ、いつか吉坊さんで聴いてみたい、と思ってたから念願叶いました。　　
以前聴いた染丸師匠には到底叶わないけど、伝統芸能に造詣の深い吉坊さんの浮かれの屑よりも良かったです！

一番の爆笑をさらったのは中入後の地獄八景。

吉朝師匠の十八番のネタをトップバッターのしん吉さんから始まり、吉弥さん、よね吉さん、吉坊ん、とリレー方式で噺つがれるという面白い試み。

大王と赤鬼が亡者を天国行き、地獄行きを一発芸で決めるくだりでは、大王をあさ吉兄さん、赤鬼をよね吉さんがそれぞれの紛争して現れて大爆笑!!

よね吉さんは最近ちょっとふくよかになられたから、衣装がピッチピチであさ吉兄さんに肥えたな、なんてつっこまれておりました。

一番がしん吉さん。
自前の電車の駅員の格好で、乗り鉄らしい、電車物真似を披露。

二番は佐ん吉さんと吉の丞くんであした順子・ヒロシの漫才。吉の丞くん、真っ赤なワンピースとかつらをかぶってなりきっておりました。
以外と好評で色んな番組等のオファーが来るとのこと。

三番手は吉坊さんと吉弥さんによる黄味いとしこいし師匠の物真似漫才。
吉坊さん、そっくりなんだけど！丁寧なジンギスカンの作り方、めっちゃ面白かった♪

ぐだぐだな雰囲気のまま落語に戻り、しん吉さん、吉の丞くん、佐ん吉さんと続き、無事に!？地獄八景が終了。
漫才のくだりが長すぎたのか、時計を見たら、1時間15分間もあってびっくり!!!

最後は全員で挨拶があったのだけど、あさ吉兄さんがぐだぐたすぎて大爆笑。
ほんと吉朝一門の人達って皆仲いいんですよね。

笑いすぎて若干疲れる位、充実した落語会でとっても楽しかったです♪

最近落語は御無沙汰だったので、来年はもうちょっと聴きに行く機会を増やそうかなって思いました♪




場所も深川だったので、ランチで深川めし食べたり、お不動さまでお参りしたり、下町の雰囲気を味わえてよかったです。

せいろ蒸しのあさり飯。



深川不動尊。



富岡八幡宮。　どちらも初詣仕様になってました～。もうすぐお正月なんですね～。