わが家の歴史、1夜は出かけていてリアルタイムで観れませんでしたが、2夜、3夜はほぼリアルタイムでちゃんと観ました。
三谷さんが描く激動の昭和を生きたある家族の物語。
3日間で合計8時間、最初はこれ見るの大変だろうな~なんて思っていたのですが、意外とあっという間というか見やすいドラマに仕上がっていて、それでいて一夜終わって「はやく明日続きが観たいなぁ」と思わされる、なんとも味のあるドラマで3日間とても楽しめました。
八女家の人々は誰一人歴史に名を残した訳ではないし、物語的にこれと言った大事件があった訳ではないけれど、昭和初期を一生懸命生き抜いた底抜けに明るい家族の姿は、観ていて元気を貰えました。
三谷さんドラマだから、もっと笑いの要素があるのかなぁと思いきや、意外と!?真面目に淡々と描いてたのもとても新鮮でしたし、リアリティがあって良かったと思います。
でもちゃんと絶妙な按配でくすっと笑える部分も入れ込んでいたのは、さすが三谷さん!って思いました。
セットも当時の様子を再現していて素晴らしかったし、キャストもこれでもか!って位とにかく豪華で、すごく見応えがありました。
特に代わる代わる出てくる昭和の偉人達に母がすごく反応していて、当時を知る世代の方にとってはたまらない物があったんだろうなぁと思います。
戦後の日本というのは、勢いがあって、やる気さえあれば誰でも成功できる!みたいな活気のある所がいい時代だったんだなぁなんてちょっと羨ましくなってしまいました。
物語の主人公の八女家の人たち。
とっても個性的で魅力的なキャラクター達が揃っていたのですが、強烈だったのが西田さん演じるお父さんの時次郎。
お調子者で全然学習しなくて、ほんとしょうもない人。二男の宗男もその血を継いで全然働かないし(笑)
西田さんと佐藤隆ちゃん、2人ともキャラクターにすごく合っていました。
次女の波子ちゃんと房子ちゃんも変わり者だし、あの家族でまともなのは長女の政子さんと長男義男君とお母さんだけでしたね。
それにしても何年経ってもこの家族は相変わらずというか、明るいだけで前に進まない感じがもどかしかったけど、そんなところもまた良かったのかもしれません。
我らが潤君はとっても真面目で純粋な秀才くん。
あんなに現代的で華やかなオーラを持つ潤君なのに、昭和のセットと衣装を身にまとったらちゃんとその時代にはまっていたし、抑えた演技がすごく良かったです。
博多弁が素朴な感じですっごく可愛くて、義男が出てくる度にもう胸キュンでした。
義男の最大の見せ場はゆかりさんとのキスシーン。
柵から頭をだして顔を近づける時の不器用な感じがもうたまりませんでした。
あそこは確実に2夜で一番の名シーンだったと思います。
船のシーンもスタントなしで頑張った潤君、すごくかっこよかった。
できればもうちょっと出番が欲しかったけど、そこはあれだけ豪華キャストだから仕方ないですよね。
私的には大好きな三谷作品に、初めて嵐のメンバーが出られたわけですから、これをきっかけにまた何かの作品で関わってくれたら嬉しいなって思います。
義男とゆかりさんは、ちょっと切ない展開でした。
その後が気になるところですが、きっとあの2人なら一緒になれたんじゃないかって思います。
あとこのドラマでいい役どころだったのは大泉洋さん演じるつるちゃん。
八女家の人々のターニングポイントや、歴史的事件になにかしら関わっていて、ある意味つるちゃんが影の主役と言っても過言じゃないくらい。
一体職を何回変えたの!?って感じです。南極に行くわ、最後は総理のSPになっちゃうし(笑)
ありえない!って感じだけど、つるちゃんなら出来そうって思えてきちゃうから面白い。
つるちゃんみたいな役って三谷ドラマにはかかせない存在で、新選組!で言う捨助なんですけど、ほんと美味しい役だったと思います。
あと、山本耕史君演じる阿野さん。
風貌と言い、発言と言い、とにかく一風変わっていてクセ者なんだけど、彼の存在がお芝居のいいスパイスになっていて、見ていて小気味よくて最高!って思いました。
新選組!の時は鬼の副長だった彼が、あんな変人やっちゃうんだからなぁ、三谷さんのたくらみでしょう(笑)でもそんな役も違和感なく演じてしまう山本君の芸の幅の広さはさすが、です。
あとは、高田純次さん演じる古賀くん。
奴が出て来るとろくなことがない(笑)古賀君の名前が出てくるたび、あぁ終わった・・・って思いましたもん(^_^;) ほんと高田さんにぴったりな役でしたね。
柴崎さんの落ち着いている雰囲気、佐藤浩市さんのどっしりとした存在感、天海さんの凛とした演技、挙げだしたらキリがないのだけど、キャストの皆さん、ほんと素晴しかったです。
とは言っても編集&CMカットしても6時間半の長大作なので、さすがに見返すことはもうないと思いますけど・・・
(これから怒涛の嵐weekなのですでにDVDに落としてHDDから消去しちゃいました)
※ほぼ日の「わが家の歴史を観ると決めた。」の対談が面白かったです。
潤君とまさみちゃんのキスシーンに関して、とっても褒めてくださってます。
三谷さんが描く激動の昭和を生きたある家族の物語。
3日間で合計8時間、最初はこれ見るの大変だろうな~なんて思っていたのですが、意外とあっという間というか見やすいドラマに仕上がっていて、それでいて一夜終わって「はやく明日続きが観たいなぁ」と思わされる、なんとも味のあるドラマで3日間とても楽しめました。
八女家の人々は誰一人歴史に名を残した訳ではないし、物語的にこれと言った大事件があった訳ではないけれど、昭和初期を一生懸命生き抜いた底抜けに明るい家族の姿は、観ていて元気を貰えました。
三谷さんドラマだから、もっと笑いの要素があるのかなぁと思いきや、意外と!?真面目に淡々と描いてたのもとても新鮮でしたし、リアリティがあって良かったと思います。
でもちゃんと絶妙な按配でくすっと笑える部分も入れ込んでいたのは、さすが三谷さん!って思いました。
セットも当時の様子を再現していて素晴らしかったし、キャストもこれでもか!って位とにかく豪華で、すごく見応えがありました。
特に代わる代わる出てくる昭和の偉人達に母がすごく反応していて、当時を知る世代の方にとってはたまらない物があったんだろうなぁと思います。
戦後の日本というのは、勢いがあって、やる気さえあれば誰でも成功できる!みたいな活気のある所がいい時代だったんだなぁなんてちょっと羨ましくなってしまいました。
物語の主人公の八女家の人たち。
とっても個性的で魅力的なキャラクター達が揃っていたのですが、強烈だったのが西田さん演じるお父さんの時次郎。
お調子者で全然学習しなくて、ほんとしょうもない人。二男の宗男もその血を継いで全然働かないし(笑)
西田さんと佐藤隆ちゃん、2人ともキャラクターにすごく合っていました。
次女の波子ちゃんと房子ちゃんも変わり者だし、あの家族でまともなのは長女の政子さんと長男義男君とお母さんだけでしたね。
それにしても何年経ってもこの家族は相変わらずというか、明るいだけで前に進まない感じがもどかしかったけど、そんなところもまた良かったのかもしれません。
我らが潤君はとっても真面目で純粋な秀才くん。
あんなに現代的で華やかなオーラを持つ潤君なのに、昭和のセットと衣装を身にまとったらちゃんとその時代にはまっていたし、抑えた演技がすごく良かったです。
博多弁が素朴な感じですっごく可愛くて、義男が出てくる度にもう胸キュンでした。
義男の最大の見せ場はゆかりさんとのキスシーン。
柵から頭をだして顔を近づける時の不器用な感じがもうたまりませんでした。
あそこは確実に2夜で一番の名シーンだったと思います。
船のシーンもスタントなしで頑張った潤君、すごくかっこよかった。
できればもうちょっと出番が欲しかったけど、そこはあれだけ豪華キャストだから仕方ないですよね。
私的には大好きな三谷作品に、初めて嵐のメンバーが出られたわけですから、これをきっかけにまた何かの作品で関わってくれたら嬉しいなって思います。
義男とゆかりさんは、ちょっと切ない展開でした。
その後が気になるところですが、きっとあの2人なら一緒になれたんじゃないかって思います。
あとこのドラマでいい役どころだったのは大泉洋さん演じるつるちゃん。
八女家の人々のターニングポイントや、歴史的事件になにかしら関わっていて、ある意味つるちゃんが影の主役と言っても過言じゃないくらい。
一体職を何回変えたの!?って感じです。南極に行くわ、最後は総理のSPになっちゃうし(笑)
ありえない!って感じだけど、つるちゃんなら出来そうって思えてきちゃうから面白い。
つるちゃんみたいな役って三谷ドラマにはかかせない存在で、新選組!で言う捨助なんですけど、ほんと美味しい役だったと思います。
あと、山本耕史君演じる阿野さん。
風貌と言い、発言と言い、とにかく一風変わっていてクセ者なんだけど、彼の存在がお芝居のいいスパイスになっていて、見ていて小気味よくて最高!って思いました。
新選組!の時は鬼の副長だった彼が、あんな変人やっちゃうんだからなぁ、三谷さんのたくらみでしょう(笑)でもそんな役も違和感なく演じてしまう山本君の芸の幅の広さはさすが、です。
あとは、高田純次さん演じる古賀くん。
奴が出て来るとろくなことがない(笑)古賀君の名前が出てくるたび、あぁ終わった・・・って思いましたもん(^_^;) ほんと高田さんにぴったりな役でしたね。
柴崎さんの落ち着いている雰囲気、佐藤浩市さんのどっしりとした存在感、天海さんの凛とした演技、挙げだしたらキリがないのだけど、キャストの皆さん、ほんと素晴しかったです。
とは言っても編集&CMカットしても6時間半の長大作なので、さすがに見返すことはもうないと思いますけど・・・
(これから怒涛の嵐weekなのですでにDVDに落としてHDDから消去しちゃいました)
※ほぼ日の「わが家の歴史を観ると決めた。」の対談が面白かったです。
潤君とまさみちゃんのキスシーンに関して、とっても褒めてくださってます。
自分も二夜三夜を見ました。
核家族化や一人っ子にアラサーにアラフォーが進むにつれ、やはり懐かしい家族の光景を見たような感じで、戦後は夢がいっぱいあったのだなあと改めて思いました。
大泉洋さんのつるちゃんが、フォレストガンプのトム・ハンクスとだぶり楽しかったです。
コメントありがとうございます。
ほんと、戦後の日本は夢で溢れていたんだな、ってドラマを観て改めて感じました。
現代も悪くはないけど、戦後の勢いは今はないですもんね。
つるちゃん、確かにフォレストガンプみたいでしたね。大泉さん、また三谷ドラマに出て欲しいです。