蒼く緩やかな視界
月の似合う色彩
病に侵されたような
盲目な心身と共に漂う
不鮮明な心を掴む痛み
愛しさとは不確かな地図と共にある
どうせ混ざり合うことも
寄り添うことも出来ない色だよ
息が止まり
心の導に目を塞ぐ
夢見るように漂い進む
Lingering onward dreamily
あなたを塞ぐ施錠 最後の扉へ
荊の格子に手を掛け
夢中になる程 見惚れていた
あなたに盲目な恋をしました
憂鬱時の静かな目眩
安らぎを無心で欲した
漂うこの切ない香りには
何処か優しさが含まれ浄化して
あなたへと放つ静かな囁き
罪深い気持ちは溢れても
追憶の安らぎを夢に見ました
あなたと一緒にいたいと
臆病な気持ちは理解を越えて
たくさんのことを知った
人を想うことで
優しくなれた
闇色の旋律が奏でていた
廃人からの自立
それで
私はやっと…
人間らしく
なれたのだと思った
開かれる…眠れる森から
My Dear...
憂鬱と君は対となる
そして何者にも真似の出来ない姿よ
優しき雨の後は、窓の外が少しずつ見えた
君に心奪われることで知った『存在価値』とは
暖かく…
微笑ましく…
『親愛なる宝物となる』