保険改正

病院での医療費の算出根拠となる診療点数の改正が、この4月に行われました。
3月に怪我をして、4月になっても通っているので点数が変わった事、ルールが変わった事を実感しています。

夕方18時から朝の8時の間は時間外加算を取っていいそうです。
そのお陰で360円のはずの処置が、加算をされて510円になってしまいました。

150円も余分に取られています。

と患者さんにとってマイナスのところだけ見てしまいがちですが、今回の改正でプラスになったところ、マイナスになったところ、病院単位で見ればほとんどプラスになんかなっていません。

これをしたら加算してあげる。でも、これもしないとダメ。
これを加算してあげる。でも、これはこれからは取っちゃダメ。
1点（10円）加算してあげる。

厚労省は現場が分かってないのでしょうね。
本当にお医者さんは辞めちゃいますよ。

電子カルテにしなさい！

言うのは簡単です。実際に導入する病院の支払う金額は安く見積もって数十億円。ランニングコストで年間保守等で4,5千万。
そして保険点数の引き下げ・・・・。


お医者さんが辞めていく→残ったお医者さんが診ないといけない→体力的に限界に→患者さんを制限する（初診は曜日限定、紹介状なくてはダメ）→患者さんが減る→医療収入が減る→給料減る→お医者さん辞める。

悪循環のいい例ですね。

これからの医療業界、どうなっていくのでしょうか？？？？

昔は絶対につぶれない安定業種なんて言われていましたけどね、今は大変な業種ですよ。


さ、明日は加算がされないよう、頑張って18時前に病院に着かなくては！！