夏真っ盛りの8月
少し山のほうへ行ってみようということで
栂尾山(つがのをさん)高山寺始め三尾を尋ねました
(本当は紅葉の名所らしいのですが (^_^;))
妙心寺の辺りから車で15分ほど
同じ京都市右京区とは思えないほどの自然の山の中です
表参道と裏参道がありますが
駐車場に近いということで裏参道から
細い参道を登っていくと・・・そこにあるのは
世界遺産石水院(高山寺の境内自体も世界遺産)
中には有名な、国宝 鳥獣人物戯画 があります
(本物は博物館にあるそうです)
歴史の教科書に載っていた”かえる”と”うさぎ”がお相撲をとって
うさぎが投げられてるあの絵です
あの部分しか見たことがなかったのですが
それ以外の部分も展示されていて見ていておもしろい (#^.^#)
石水院を出て少し歩くと開山堂があります
中には高山寺の実質的な開基者である
明恵上人の等身坐像があるそうです
開山堂の少し先には急な階段が
明恵上人の御廟ですが
暑さと急坂でパスしてしまいました (+_+)
歩を進めると・・・ん?なんだこれ?
足跡の中にお賽銭?がありました
公式ホームページを見たところ
釈尊(お釈迦様)の足跡をかたどって礼拝の対象にしたものだそうです
ずいぶん大きな足跡でしたよ
まだまだ道は続きます
こちらは金堂
人の気配もなく静かに佇んでいるという感じでした
手前の葉はもみじ?かえで?
紅葉したらきっときれいだろうな~
境内の道端にあった歌碑
明恵上人が詠まれたものだそうです
~ やまのはにわれも入りなむ月も入れ
夜な夜なごとにまた友とせむ ~
どんな意味の歌なのかな?
毎晩お月さまと語り明かしていられたのでしょうか
もうひとつ明恵上人が月を詠んだ短歌があるらしいのですが
そちらは川端康成がノーベル賞受賞時に
演説で引用をしたのだそうです
これも途中にあったのですが・・・何だったのか・・・
山間にひっそり建っている感じでした
そして最後は表参道です
この石畳は高山寺の写真にはよく登場するものです
幾何学模様がまわりの自然の中でひと際新鮮で洗練された印象です
表参道なのでこういった碑がたくさんありました
京都って何気なく世界遺産があるのがすごいですね
秋にまた行ってみたいけれど秋はすごい人出になるそうです (-_-;)
早い時間だったら静かかなぁ
ちなみに今回境内は無料、石水院は600円でしたが
紅葉の時期になると境内も有料になるのだそうです
京都に行く時に参考になるかも。
参考になったらうれしいな~