おでかけ

写真整理を兼ねて

2011年4月24日(日) 仁和寺

2011-10-24 14:32:04 | in Kyoto

前日はかなりの雨でしたが翌日にはあがり

妙心寺の辺りからてくてくお散歩

龍安寺の近くなのでやはりゆるい上り坂ですが

歩くにはちょうどいいくらいの時間です。

団体もあり、結構な人出です。

世界遺産 仁和寺は仁和4年(888年)に宇多天皇により作られたそうで

皇子・皇孫が門跡を務めたことから

門跡寺院の筆頭とされ、「御室(おむろ)御所」と言われているそうです。

(注:門跡寺院とは皇族・貴族が住職を務める特定の寺院のこと)

歩いてくる途中にも御室という地名をよく見かけ

ここの桜は御室桜と言って有名です。

今回それも目当てだったのですが・・・

ちょっと遅かった (^_^;)

前日の雨でずいぶん散っていましたが

残った花はしずくの重みを受けながらも

まだ咲き誇っていました。

下のアングルがよく写真で撮られるようです。

この場所は満員でしたが

にわかカメラマン何とかがんばって撮ってきました。

もう1週間いや3-4日も早かったらきれいだったかな~

御室桜の特徴はその背丈のかわいさです。

右下の竹製の手すりこれは人の腰の高さくらいなので

桜の背丈が人より少し高い程度

歩いていると目の前に桜の花があって

その近さにちょっと感動

満開の時にぜひまた見たい。

つつじが鮮やかな青みがかったピンクできれいでした。

花が少し小振りでよく見かけるのとは違う種類のよう

紅葉もきれいなのかな?

そしてこれが先ほどの写真スポットから見えた五重塔

ご本尊は大日如来だそうで

四方を仏様に囲まれ安置されているそうです。

正面には大日如来を意味する額が懸けられとあったけど・・・これ?

真言宗によくある梵字のようにも見えます

そしてこれは九所(くしょ)明神

伽藍を守る社なのだそうです

お寺の中に神社?とちょっと不思議な気もしますが

勉強しないといけませんね (^_^;)

こちらは経蔵(きょうぞう)

真言宗の仁和寺ですが、窓は臨済宗によく見られる釣鐘型

禅宗様と言われるものだそうです

中には八面体の回転書架、各面に96箱総計768の経箱

きちんと温度・湿度管理されているのでしょうね

そしてこれは観音堂

千手観音菩薩を本尊とし、不動明王・降三世明王

周りに二十八部衆を安置しています。

法話があるということで15分ほど周りを散策しまた戻ってきました。

若いお坊さんが大きな扉をひとつひとつ開けていきます

中は撮影禁止

法話を聞く人で満員です

みなさん正座をし、私も慣れない正座をしながらかしこまり。

でも建物や安置してある仏像の重々しさとは相反して

お話をしてくださるお坊さんの語りは軽妙でした

ラジオのDJ ?はたまた綾小路きみまろ?とみまごうばかりの

テンポ、笑い、しかし最後はみんなを頷かせる

「 あなたの家族、あなたの仕事、あなたのまわり

 みんなあなたにちょうどいい 」

初めて法話というものを体験したけれど

また機会があったら待ってでも聞きたいと思わせる

さすがの20分でした。

 



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