黒らぶ警備隊

pirkaとmojeのHappy LAB LIFE♪

リアルな訓練

2007-08-22 | 訓練
チーアクは、救助犬として、
 訓練の成果として、訓練をやり始めた頃より・・・
   随分、成長してきたなぁ~と、感じる今日この頃。

その成長の影には、
たくさんの人の協力があったからこそ!!なんです。

救助犬の訓練は、決して一人では出来ません。
  ヘルパー役がいて、
   ハンドラーへのアドバイスをしてくださる指導者がいて・・・
     更には、仲間がいて・・・こそ、出来る訓練なのです。

チーアクが、本格的に救助犬の訓練を始めて、もうすぐ2年。
  いろんなシュチュエーションを想定して、
     リアルな訓練をしていただいてます。
       それには、想像や実働捜索での経験などから・・・
         ヘルパー(仮想被災者)の設定を、して頂いてます。
  
   それが、自分たちが実働捜索のときに、経験となっていってるのだと。 

先日も、捜索訓練。

救助犬は、被災者を風下から探すのですが…
  実働で言えば、必ずしも・・・
    条件、整った捜索なんてありえない訳です。

       

なので、当然訓練でも、いい条件ばかりの訓練だけでは無いわけです。

この日の訓練は、風向きも変わり、風上からの捜索。
  ってことは、犬が、僅かな臭気を辿り、
   その臭気を風下へ回り込んで、ヘルパーのもとへ行かなければ、
     ヘルパーを発見することは出来ません。
 
犬は、学習してるんですねぇ~。
 そんなシュチュエーションでも、
  ちゃんと学習したことを、
    真面目に鼻を使い捜索意欲を、保ちながら・・・
      ちゃんとヘルパーを発見するんですよ。

犬の学習能力!!
  ハイッ!!ハンドラーも見習わなくてはいけません。(笑)

更には、沢に転落した仮想被災者の捜索。
  ヘルパーは、川に入り・・・
    ビショビショになりながらも、岩に這って、
      救助を待っていたようです!!
      (大変でしょッ!かなり、リアルなシュチュエーションです。)
  
      

この日は、世話人&チェリーが一番手!
  一番手の世話人は、どこにヘルパーがいるかは、知らされていません。
    地形や、犬の動きなどから・・・
      想像しなくては、いけません。

チェリー、一人目のヘルパー捜索…
  捜索意欲満々で、自ら風下に入り、少々迷っていましたが、無事に発見!!
   (チェリーが森の中に、入っていって約3分あまり!
     その待ってる時間の長いこと。。。実は、少し不安になるんですよぉ)

次、二人目の捜索に向かいます。
  チェリーは、進行方向の右手の川を気にしてました。

通常、臭気は、川の流れに沿って流れるようです。
  しかし、そこにイイ風が吹いて、
     私達が歩いてる林道に上がってきたんですねぇ~。

そこを、チェリー、ビビッと反応!!
  
するとチェリー、林道から川へ下りて、ヘルパーを探しますが・・・
  なかなかヘルパーをポイント出来ません。

チェリー、必死で探します。
   川を挟んで、向かいの山。。。
     水面に漂う臭気を拾います。。。

すると、岩と岩に挟まれてるヘルパーを発見!!
  すかさず、アラート!!『won won won♪』
     発見です!!

諦めずに、ヘルパーを探したチェリー!!

   成長したねぇ~っ。

勿論、アクアも…この後、Q太郎さんとのコンビで頑張ってました。

     

訓練の時は、アクアも、
 川だって、森だって・・・どんどん入ります。
  臭気を捉えれば、アクアは、
   自信を持って、シッポピ~ンと立てて
    ヘルパーのもとへ進んでいくのです。
     
      

その時のアクアは、一回り大きく見え、とっても頼もしく思えます。

      
 
      

    こうして、チーアクは、リアルな訓練を重ねて・・・
       その時の為に、備えています!!