チェリー3度目の検査に行ってきました。
先週水曜頃から、チェリーがチョッと気分が良くなってきているように
感じていたので、今回は少し期待していました。
実は2回目の検査時には、かなり絶望的になっていたのです。
もう、ダメか・・・っと。
しかも、先週の検査時に、
≪次回の検査は、手術をも視野にいれて、いきましょう!≫
とのことだったのです。
実は、その時に・・・
検査結果から言うと…
【肝硬変】だろう!との診断が出ていたのです。
もう、絶望的でした。
その頃のチェリーの様子と言えば、ハウスに籠りっきり!
大好きだったご飯も残すほど。。。
勿論、吠えたりする事もなく、
とにかくハウスから出てこなかったのです。
肝臓は、沈黙の臓器といわれる臓器!
殆んど、一般的にみて症状が出にくいとこだと。。。
で、体の外に症状が出たときは。。。かなり、危険な状態!だと。。。
ホント、分からなかったんですよ。
チェリーの体調の変化に。。。
で、最初の3週前の体調の変化から、
チェリーの体調は見る見るうちに変わっていきました。
腹水と胸水がたまり、
あっという間に、今までのチェリーの見た目の2倍のサイズに。。。
当然体も重かったはずです。
そればかりか、呼吸も浅くなり、
イビキとも言えない非常に危険な呼吸をしてました。
2回目の検査の時に、あえて、私はDrに質問を…
その答えは、
容態が急変するかもしれない!
最後は、呼吸困難などの症状が見えるかもしれない!
脳への、感染もある!
などと・・・デンジャラスな回答が。。。
Drの話を聞きながら当然、Q太郎さんの肩もドンドン下がっていく始末。
病院を出るときは、Q太郎さんの肩を『ポンッ』と、たたきながら・・・
≪大丈夫だよ!頑張ろう~!!≫
その時の私は、意外に冷静でした。
が・・・病院の帰り道、高速を走らせながら、涙がとまないほど溢れてきました。
苦しむチェリーは、みたくない!
で、あるならば。。。究極の選択までも、頭をかすめたほどでした。
その日から、チェリーの苦しむ顔は見たくないね!
今まの、チェリーにありがとう!!
っという気持ちで、好きなお肉やお芋など・・・
高タンパクなものを、あげることにしました。
鶏ムネ肉・馬肉・豚肉・カツオなどを野菜と炊いたり、
初めて、卵(卵黄のみ)も!(勿論、その中には、サプリも入れて)
すると、元気な頃のように、チェリー完食!してくれました。
チェリーも、生きようと必死だったと思います。
その間、お薬も増え、更には少し強めの利尿剤も・・・
嘔吐や下痢!かなり、キツそうでした。
夜中に2・3時間ごとに、オシッコの合図!
正直、私もかなりきつかったです。
でも、とにかくチェリーも頑張ってるんだから~~~っ!
不安に押しつぶされそうでしたが、私達も必死でした。
ショックな事に、追い討ちをかけるように・・・
アクアの様子も変わってきたのです。
手足をしきりに舐める!
耳をしきりにかく!
更には、ひっきりなしに頭を振る!!などの、様子の変化!
アクアまでもが・・・と、かなり不安になりました。
それで、昨日アクアもチェリーと一緒に、受診してきました。
結果、
マラセチア菌(常設菌)の増殖!
原因は、おおよそ予想はしてました。
アクアは、食べ物に関して意外にデリケート!なんです。
実は、アクアにも、チェリーとほぼ同じような食事をあげてました。
高タンパク質なものを・・・
結果、脂質が多すぎてしまったのです。
私は、それよりも怖かったのが、
耳血腫でした。
幸いに、まだ軽いうちで、点耳薬での治療ですみました。
で、チェリーの診察!
本来ならば、この日は、
開腹して細胞を取り出し、
で、他に悪いところがあれば、それを取る事も、
選択の一つで考えていきましょう!という事になっていました。
が・・・散々悩み、私達は、チェリーにはメスを入れない!!と、決めました。
≪それが、悪い結果になったとしても、自分達が決めた事。。。
後悔しないように看病しようと。。。≫
で、Drも、チェリーの様子を見て・・・
『だいぶ気分もよくなりましたね!
もう少し腹水とむくみはあるようですが、様子をみましょう!』
との事。
血液検査も、更に下がっていたタンパク質とアルブミンの数字が、最初に受診した時よりも、上がってました。
(とはいっても、正常値には、まだまだです。)
そういう訳で、
チェリーは、何とかチェリーの強運で山を越えた気がします。
まだまだ、予断は許しませんが・・・
最悪の状態からすれば、今の状態は考えられない体調です。
また、来週検査はありますが・・・・
このままの状態で、少しでもたんぱく質やアルブミン等の数字が、
正常値に近くなっていく事を・・・願ってます。
ココまで、我々が・・・チェリーを支えてこれたのは、
ひとえに皆様の心強い応援メッセージ・仲間の支え・・・
など、合ったからこそと・・・思っています。
もしも、応援メッセージを残してくださった皆様や、
訓練仲間にめぐり合っていなければ・・・
自分達が、ココまで頑張れたかは。。。ホント微妙でした。
到底、あの状態を受け入れられなかったと思います。
肝臓は、一度悪くなってしまうと、
なかなか再生するには、難しいと言われてます。
更には、肝硬変ならば・・・5%ほどの治癒率しかないっと。。。
しかし、回復の兆候が見えてきて、望みを捨てられない!!
上手く、病気と付き合っていければ・・・と考えてます。
でも何と言っても、一番頑張っていたチェリーの生命力の強さ!
今までの奇跡を残してきたチェリーの強運にも、
救われたのかもれません。
まだ、手放しには喜べないかもしれませんが・・・
取り合えず、ココまでの・・・経過をココで報告しようと。。。
今回の結果に・・・
『ホッ♪』として、長~~~い記事になってしまいました。
今日は、私も心身ともに、
少しユックリ休めそうです。