黒らぶ警備隊

pirkaとmojeのHappy LAB LIFE♪

家族

2007-10-06 | 黒らぶ警備隊
先日…アクアを連れて病院へ行ったときのエピソードです。

ロンちゃん(10ヶ月)と、お友達が来る前に・・・
  待合室で、老夫婦が犬と猫を連れて診察を待ってました。

    お爺さんが、犬を・・・
      そして、お婆さんが・・・猫を。

名前を呼ばれ、そのお爺さんは立ち上がります。
   で、病院のスタッフへ事情を話していました。

聞いていると、
 脇のデキモノを見て欲しい、そして狼爪を切って欲しい。

との事でした。

そのお爺さんは、昔は、自分で切っていた。。。
  っと話していたのです。

さすがにそこは、病院側も・・・
  ≪病院では、今は、そのような処置は、
    麻酔をかけて切ることになるので、今日は出来きません。。。≫
      と言うような内容の事を、上手くそのお爺さんに伝えてました。

しかし、お爺さんは、それにどうも納得いってなかった様子でした。

しかし、病院のスタッフは・・・
   ≪このデキモノを先生に診てもらいましょうね!≫っと。

まぁ~しょがないなぁ~という感じでしたが・・・
 お爺さんが持っていた、そのワンコのリードをスタッフに渡した時、
    そのお爺さんがスタッフに告げるのです。

  『この“いん”の名前は、○○やっでなぁ~、よろしゅたのんもんで!
    あたいたっが、家族やっで!』(かごしま弁)

訳すと・・・
 (この犬の名前は、○○です。ヨロシクお願いします。私達の家族ですから~)

私は、その言葉を聞いて、胸がキュンとなりました。

          
         *記事と画像は関係ありません。*

診察室に犬を預けたお爺さんが、私に
   『こけぇ~すわいやん』(ココに座りなさい)と。。。
        私とアクアは、横に座らせてもらいました。

すると、そのお爺さんは、私に、イロイロ話してくださいました。

  『あたいは、満州のころから、“いん”が好きじゃっせぇ、飼っちょっと~
          ---省略---
  “いん”は家族やッでなぁ~、ちゃぁ~んと“しこみ”をせんにゃぁ~
     “いん”が、ケガをしたぃ、
         事故にあったぃすったっでぇ~
        
   おまんさぁ~も、ちゃんと、こん“いん”も、家族やったっで、
     “しこみ”をしぃやぃよ~』

訳すと~~~
  (自分は、満州のころから犬が好きで、その頃からずっと犬を飼ってる。
        ---省略---
   犬は、家族だから、ちゃんと躾をしなきゃ、
     犬が怪我にあったり、
       事故にあったりするから、
         あなたも、この犬(アクア)は、家族だから、
           ちゃんと躾をしなさいよ!』

       っと話してくださったのです。
   
       『ありがとうございます。頑張りますね』

聞くと、そのお爺さんは95歳!!
  ホントお元気そうなんです。

お爺さんの今の犬も、20年一緒に暮らしてる
 (20歳には見えなかったが(笑)もう少し若く見えました。)との事!

アクアが、お爺さんのとこに寄っていくと・・・
  少々手荒く(笑)、アクアを撫でてくれたのです。

この時のお爺さんの言葉が、
   私達、犬と生活してる者の
     【心構え】基礎!!!として、
        胸に留めておきたい!っと、改めて感じました。

         
         *画像は記事とは、関係ありません*

無事にお爺さんの犬と、お婆さんの猫は診察を終えて・・・
  病院を後にしました。

    とても、微笑ましく、幸せな後姿でした。。。(キュン