黒らぶ警備隊

pirkaとmojeのHappy LAB LIFE♪

ホッ…♪

2007-11-18 | 黒らぶ警備隊
チェリー3度目の検査に行ってきました。
  先週水曜頃から、チェリーがチョッと気分が良くなってきているように
    感じていたので、今回は少し期待していました。

実は2回目の検査時には、かなり絶望的になっていたのです。
   もう、ダメか・・・っと。

しかも、先週の検査時に、
 ≪次回の検査は、手術をも視野にいれて、いきましょう!≫
  とのことだったのです。
 
実は、その時に・・・
検査結果から言うと…【肝硬変】だろう!との診断が出ていたのです。
   
      もう、絶望的でした。

その頃のチェリーの様子と言えば、ハウスに籠りっきり!
 大好きだったご飯も残すほど。。。
  勿論、吠えたりする事もなく、
    とにかくハウスから出てこなかったのです。

肝臓は、沈黙の臓器といわれる臓器!
 殆んど、一般的にみて症状が出にくいとこだと。。。
  で、体の外に症状が出たときは。。。かなり、危険な状態!だと。。。

ホント、分からなかったんですよ。
 チェリーの体調の変化に。。。
  
で、最初の3週前の体調の変化から、
 チェリーの体調は見る見るうちに変わっていきました。
  腹水と胸水がたまり、
   あっという間に、今までのチェリーの見た目の2倍のサイズに。。。
    当然体も重かったはずです。

そればかりか、呼吸も浅くなり、
  イビキとも言えない非常に危険な呼吸をしてました。

2回目の検査の時に、あえて、私はDrに質問を…
その答えは、
 容態が急変するかもしれない!
  最後は、呼吸困難などの症状が見えるかもしれない!
   脳への、感染もある!
    などと・・・デンジャラスな回答が。。。

Drの話を聞きながら当然、Q太郎さんの肩もドンドン下がっていく始末。
 病院を出るときは、Q太郎さんの肩を『ポンッ』と、たたきながら・・・
   ≪大丈夫だよ!頑張ろう~!!≫
    その時の私は、意外に冷静でした。
が・・・病院の帰り道、高速を走らせながら、涙がとまないほど溢れてきました。

苦しむチェリーは、みたくない!
 で、あるならば。。。究極の選択までも、頭をかすめたほどでした。

その日から、チェリーの苦しむ顔は見たくないね!
 今まの、チェリーにありがとう!!
  っという気持ちで、好きなお肉やお芋など・・・
   高タンパクなものを、あげることにしました。

鶏ムネ肉・馬肉・豚肉・カツオなどを野菜と炊いたり、
  初めて、卵(卵黄のみ)も!(勿論、その中には、サプリも入れて)

すると、元気な頃のように、チェリー完食!してくれました。
 チェリーも、生きようと必死だったと思います。

その間、お薬も増え、更には少し強めの利尿剤も・・・
 嘔吐や下痢!かなり、キツそうでした。
  夜中に2・3時間ごとに、オシッコの合図!
   正直、私もかなりきつかったです。
    でも、とにかくチェリーも頑張ってるんだから~~~っ!
     不安に押しつぶされそうでしたが、私達も必死でした。

ショックな事に、追い討ちをかけるように・・・
 アクアの様子も変わってきたのです。
   手足をしきりに舐める!
    耳をしきりにかく!
      更には、ひっきりなしに頭を振る!!などの、様子の変化!

アクアまでもが・・・と、かなり不安になりました。

それで、昨日アクアもチェリーと一緒に、受診してきました。
結果、マラセチア菌(常設菌)の増殖!
  原因は、おおよそ予想はしてました。
   
アクアは、食べ物に関して意外にデリケート!なんです。
実は、アクアにも、チェリーとほぼ同じような食事をあげてました。
 高タンパク質なものを・・・
  結果、脂質が多すぎてしまったのです。
    私は、それよりも怖かったのが、耳血腫でした。

幸いに、まだ軽いうちで、点耳薬での治療ですみました。

      

で、チェリーの診察!
本来ならば、この日は、 
 開腹して細胞を取り出し、
  で、他に悪いところがあれば、それを取る事も、
   選択の一つで考えていきましょう!という事になっていました。
が・・・散々悩み、私達は、チェリーにはメスを入れない!!と、決めました。
  ≪それが、悪い結果になったとしても、自分達が決めた事。。。
    後悔しないように看病しようと。。。≫

で、Drも、チェリーの様子を見て・・・
  『だいぶ気分もよくなりましたね!
     もう少し腹水とむくみはあるようですが、様子をみましょう!』
との事。

血液検査も、更に下がっていたタンパク質とアルブミンの数字が、最初に受診した時よりも、上がってました。
(とはいっても、正常値には、まだまだです。)

そういう訳で、
  チェリーは、何とかチェリーの強運で山を越えた気がします。
    まだまだ、予断は許しませんが・・・
       最悪の状態からすれば、今の状態は考えられない体調です。


また、来週検査はありますが・・・・
  このままの状態で、少しでもたんぱく質やアルブミン等の数字が、
     正常値に近くなっていく事を・・・願ってます。

ココまで、我々が・・・チェリーを支えてこれたのは、
 ひとえに皆様の心強い応援メッセージ・仲間の支え・・・
  など、合ったからこそと・・・思っています。

もしも、応援メッセージを残してくださった皆様や、
  訓練仲間にめぐり合っていなければ・・・
    自分達が、ココまで頑張れたかは。。。ホント微妙でした。
       到底、あの状態を受け入れられなかったと思います。

        

肝臓は、一度悪くなってしまうと、
 なかなか再生するには、難しいと言われてます。
  更には、肝硬変ならば・・・5%ほどの治癒率しかないっと。。。

しかし、回復の兆候が見えてきて、望みを捨てられない!!
  上手く、病気と付き合っていければ・・・と考えてます。

   でも何と言っても、一番頑張っていたチェリーの生命力の強さ!
     今までの奇跡を残してきたチェリーの強運にも、
       救われたのかもれません。


まだ、手放しには喜べないかもしれませんが・・・
 取り合えず、ココまでの・・・経過をココで報告しようと。。。
  今回の結果に・・・
   『ホッ♪』として、長~~~い記事になってしまいました。


           今日は、私も心身ともに、
               少しユックリ休めそうです。