大晦日に買い物して自分の車に戻る時
となりに止めました車から人が降りるため
ドアを開けた時ぶつけた瞬間を目撃した
オレ様は…わなわなと怒り狂っていた
毎日数を眺めては悔しがったりしていて
修理するとドア1枚塗り直し
きっと色が変わってしまうと…嘆く
明るいおひさまの下で見ても
どこにある傷なのか
本人にはすぐにわかるけど
ほかの人間にはどこ?っていう
うっすらとした塗装ハゲ
結局ずっと悩んで
あっちのお友達にこっちのお友達にと
見せて歩いて結論を出した
「このままにする」
「ドアの色が変わるのは不本意だ」
けれど
傷は気になるらしく…
やはりラメの前で普通にぶつけて
そのまま立ち去ろうとした姿を
見てきた本人はね…
夕飯の後…
「あぁ〜やっぱりショックだわ〜」と
つぶやいたオレ様だった
ちょうど目があった長男につづけて
「(長男の名前)どれぐらいショックか
わかるかよ」
長男は
『買っておいたアイス食べようとしたら
誰かが食べちゃってなかった時くらい?』
というお返事
オレ様は驚いた顔して
「そんなもんじゃないよ」と…
「この前ママがガンで死んじゃう
かもって言われたのと
同じくらいショックだよ」
し〜〜〜ん
わたしをはじめ、
長男と次女に長女にと…
みんなでぽか〜んと口を開けて
オレ様の顔を見ていた
「あぁほんとにショックだよ」と
繰り返して嘆いていた
長男からひと言
『ぱぱさ…車の傷とママの命とか
病気とか同じレベルっていうのは
どうなの?』
『ママは車と同じなの?』
「ちがうちがう」といいながら
「ただどっちもほんとに辛いという意味」
そんなこととか言ってたけど
耳に入ってこなくてわからなかった
スッと立ち上がってキッチンで
洗い物を始めたら
長男がやってきて
後ろからハグしてくれた
《ひどいよね》って言いながら
そんなつもりはなかったけど
涙がポロポロしていたみたいで
わたしが泣いてると思ったようで
長男は見にきてくれたみたいなの
《おれはママと車同じじゃないよ》と
ありがとう!
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