とにかく主治医の先生に会いたくて…
この傷の痛みをなんとかしてくれると信じて
車で痛い手首のことを考えながら急がないように病院へ。
先生はわたしが中に入っただけでいつもとは違う事が判ったらしい。
【何それ?いつのこと?】
【レントゲン撮るよね?どこのあたり痛む?】
まだ何も説明してないのにな…
本当にありがたいな。
髪型を変えても気付くし色を変えても気づく。
レントゲンでは右肩と肋骨それに右手首を撮影した。
そこもギリギリ折れずに済んだらしく、強い打撲のようでした。
それでも痛むところは冷やすようにといつものとは違う湿布をお願いした。
それから食事もしてないだろうと
栄養の大事なところと打撲なんかに効くという点滴の痛み止めを
考えてくれた。もちろんいつもの背中や首に腰と注射で痛みを抑えるのは別の話。
先生に話しをした。
涙声になって…『助けて。先生』としか言えなかった。
【もう我慢しなくていいんじゃないの?】
【巳責任には言えないけど、僕の知ってる範囲だとひどいと思うからね】
【診断書だ必要ならいつでも書くよ】
【このままだとさ、次はもっと大きなケガになるし、その次は命だって危ないでしょ】
【専門の機関に力とか貸してもらって、どう進めたらいいのか教えてもらったら?】
【夫婦の問題だから強くは言えないけどさ…〇〇(私の名前)さんは我慢強いし
ストイックで意志も強いから…あれだけ治療ガンバってきたのに壊しちゃうのはね…】
【がんの時もそうだったんでしょ?】
【複雑な病気のことが理解できないだけなら、何回でも説明するから言って】
『ありがとう。先生』
他には言葉が出てこない。
あれからみんなでオレ様に近寄らない。会わない。話さない。って感じで
勝手に子供たちが怖いからって行動している。
離婚なんて切り出したら
殺されるかもしれないけどね……覚悟しておかなくちゃ‼︎