Chiakiの徒然日記

実は分からなかったんだけど

先週から始まった大河ドラマ「平清盛」。
母が「平家物語」と言い間違ったことから、我が家でしか通用しない言葉になりつつある。

「平家物語」といえば、思い出すのが中学時代の国語のテスト。
漢字の書き取りの問題。

・「平家物語」は平氏と源氏のこうぼうを描いた作品である。

赤字の「こうぼう」を漢字で書くという問題。
皆さん分かりますか?

実はこれ、問題作成の先生のミス。
本当は

・「平家物語」は平氏のこうぼうを描いた作品である。

が正しい出題。
先生としては「興亡」を書かせたかった問題なのだ。
だが、「平氏と源氏の」としてしまったばかりに、「攻防」が正解になる…という結果に。

テスト時間中にミスに気付かなかったため、両方が正解となった。

で、私が書いたのは「攻防」。
分かっていたのではなく、「興亡」の文字が思い出せず、苦し紛れに導き出した答えだった。
絶対に×だと思っていたので、○が付いていたのには驚いた。
先生の解説で、私の答えが本当は正解なのだと聞いた時も驚いた。
そして、「攻防」と書いたのが私だけではなかったということも伝えられた。
常に40点台後半(50点満点)を維持している人に、「攻防」と書いている人が多かったことから、「分かっている」と思われたらしい。
いやー、本当は分からなかったんだけど…。
ま、先生が思い込むのは勝手だけどね(笑)

本当は書かせたかった「興亡」も正解扱いになっていた。
たしかに、「興亡」という言葉を習う単元だったから、当然の処置なのだろうけど。
この時思った。
分からなくても、苦し紛れに導き出した答えが意外と正解だったりする、と。

高校時代も世界史のテストで「円明園離宮」が答えの問題で、どうしても思い出せず、ただ何となく漢字のイメージで書いた「円明園」が正解だった。
(「離宮」はあってもなくても良かったらしい)
苦し紛れの回答が当たるのは嬉しさ半分、複雑さ半分です、はい。

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