ご褒美？はハーゲンダッツ♪

病院で仕事していた頃のこと。

脳外科の先生に頼まれて、2～30人分の患者さんのカルテをエリアの職員5人ほど総出で探し回った。
定期的に通院している人ならばすぐに見つけられるのだが、最終来院履歴が2年以上前だと倉庫まで出向かねばならない。
手分けして倉庫へ行く人間、別エリアにあるカルテの人のを探す人間、自分たちのエリアにあるカルテの人を探す人間、
間違いがないかチェックを入れる人間とに分かれて探し回った。
1時間とかからなかったし、ドクターの指示に伴う残業なので残業代も出るし、で私たちは特に何とも思わなかったんだけど。

ドクターからお礼の品がやって来たよ（笑）

ハーゲンダッツのミニカップ。

1人2個ほどの割り当てがあったのだが、さすがに2個も貰うわけにはいかないので、看護師さんも呼んで1個ずつ頂いた。
リーダー各の人が「え～、先生、いいんですかぁ？」とちょっと甘えた声を出していたのが笑えた。
その語尾に「断る気はないけど」が（聞こえないけど）くっついているのはすぐに分かった。
「このくらいしかできないけど、申し訳ない」と言うドクターだったけど、いえいえ。
女心がよーく分かっていらっしゃる。
自分で買うには高いから躊躇するアイスを思いつくあたりは流石だな、と思った。

ちょっと溶けかかっていたので、家に持ち帰り、再度冷凍してから食べた。
頂き物だけに凄く美味しかった♪
先生、あのときはご馳走様でした～！