ベルマーク狂想曲

いつだったか、PTAの活動で「ベルマーク委員が面倒くさい」というような記事を読んだ。

あぁ、まだやってるんだと思うのと同時に、中学時代の地獄のベルマーク収集運動を思い出した。

当時、中学2年。ベルマーク収集を主な活動とする委員会に所属していた私。
なぜかクラス対抗で集めた点数を競うというようなことが勃発してしまい、大変な目に遭った。
というのも、「1人○点分のベルマークを持ってくるように」と担任から言い渡されたのだ。

私の周りには、年子の兄弟姉妹を持つ人が多く、中2ということは、中3もしくは中1に兄姉、弟妹がいるという人がゴロゴロ…。
さらには双子も多く、つまり、同じ学校に同時に所属しているという家庭が沢山あるということ。
「一家庭○点」ならば特に問題もないだろうが…。
うちも弟に「○点分のベルマーク」（点数は違う）が課せられていたので、多少割高になってもベルマークがついている商品…というような生活をしていたように思う。
う～ん、何だか間違っている。

まぁ、近所の人にもお願いして（中学に子どもがいないところ）、何とかかき集めた。
問題はその後。
集計作業！！
クラス40人が持ってくるベルマークを点数別に分けて集計するというのが私の仕事だった（泣）
たま～に、点数別に分けて輪ゴムか何かで縛ってくれている人がいると、感謝感激雨霰状態（笑）
点数ごとに分けてしまったら、今度はその点数が何枚あるかの集計。
そして点数×枚数の集計（計算機なんて使わせてもらえなかったYo！）。
最終的に、個人のノルマ点数×クラスの人数の点数を上回ったから良かったのだが、上回らなければさらなるノルマが課せられていたかもしれない。

単に幼馴染（1つ上の男子）が委員長だったからという理由で、その委員会に立候補したんだけど、こんなに地獄を見るとは思わなかった。
1年の時も3年の時も、そこまできついノルマはなかったのだが、2年の時だけは辛かった…。
おかげでクラスは上位に行けたけど…。1位ではなかったな（笑）