Chiakiの徒然日記

雲仙の大惨事から18年

もうそんなになるんだな~と昨日のニュースを見ていて思った。

あの日、夕方部活中だったんだけど、部室に帰って来た先輩の制服に黒いしみがついていた。
雨に火山灰がくっついて、一緒に降って来ていた。

母に聞くと、買い物に出た際に傘がやけに重く感じて、傘を見ると白いはずの傘が真っ黒になっていたとか。
火山灰が降ること自体は阿蘇山の噴火で経験済みだったけど、その経験をはるかに上回る出来事だった。

帰宅後、ニュースを見て「大火砕流発生」と聞いて納得が行った。
だから海を越えてあんなに大量の火山灰が雨と一緒に降って来たんだ。
私たちが部活に励んでいる時、海の向こう側では死者が40人を超えた。
何だか遠い外国の出来事のような、でも海を隔てただけの近いところ。
小学校の修学旅行で真っ先に訪れたところ。
そこが大変なことになっているというのが、なんだか信じられなかった。

あの日の経験は、18年たった今でも色褪せない。
きっと今後20年、30年と経っても変わらないだろう。
自分の記憶がはっきりしている限り、色褪せないと思う。

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