Chiakiの徒然日記

出来心から「容疑者」へ

友人のブログ読んで思い出したこと。

まだ父が生きていたころだから、15年くらい前なのかな?
母がATMでお金をおろし(4万円)、他のことに気を取られて、お金を取らずにATMを離れてしまった。
そのお金を払うはずのところで気づき、急いで銀行に取って返したが、誰かに盗られた後だった。

窓口に確認するも、ATMでお金が忘れてあったという届けはないというし、一定時間が過ぎれば吸い込まれるというATMにも残っていない。
あきらめるには大金すぎるので、警察へ届け出た母。
窃盗事件として捜査した警察。
翌日ぐらいに「容疑者が特定できました」という連絡が入り、「容疑者」という単語にビビったという。

その「容疑者」、ATMに残された4万円に魔が差したらしい。
しっかり防犯カメラに姿が映っていたそうな。
そして、その後自分のカードを使ってお金をおろしているので、すぐに特定に至ったという。

警察に再度出向いた母。
「容疑者」の扱いをどうするか訊ねられ、
「お金が戻ってくればそれでいい」ということにした。
扱いをどうするか。ぶっちゃけると、前科者にするかどうかということ。
常習犯というわけじゃないというのもあって、警察側も「むやみに犯罪者は作りたくない」という意向もあったそうだ。

ほんの一瞬、魔が差し、その誘惑に負けてしまったために一時的にせよ「容疑者」と呼ばれてしまった男性。
とりあえず言えるのは、そういう時はATMが吸い込むまで待つか、係の人を呼ぶか、だね。
私も目の前にいた人が1000円を取り忘れたという場面に出くわしたが、その時は、窓口の人と目があったのもあり、
「ちょっと来て~!!」という意味で大きく手招きして、取り忘れた1000円札を店を出たばかりの人に届けてもらったことがある。
さすがに、相手に渡すとはいえ、私が触るのはまずいだろうと思ったからなのだが、係の人からは丁重にお礼を言われたので、
それはそれでよかったのかなと思っている。

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