Chiakiの徒然日記

集団接種の思い出

小学生の頃は、日本脳炎、インフルエンザのワクチンが集団接種で行われていた。
日本脳炎のワクチンは毎年のように受けていたような気がするのだが、記憶違いもあるかもしれない。
何しろ小学1年が37年前なもので…。

学校医のN医院から2人の医師がやって来て、2人で注射を打ちまくる。
男性と女性(実は夫妻)で、女性の先生の方が人気があり、そちらに児童が集まる…という事態に。
そうなると、何人かの子が強制的に男性の先生の方に移動させられ、ある意味阿鼻叫喚の図になっていた。
問診チェックにも2人の医師が来ていたが、生憎どこの先生たちなのかは私たちは知らなかった。

注射ってイヤだから、この問診ではねられないかな~なんて甘い期待を抱いていたものだ。
残念ながら、子どもの甘い期待なんて誰も気にしないので、あっけなく「接種OK」が出るんだけど。
それにしても、今になって思うのは、1000人を超す小学校で、よく午後からの数時間で2人で問診、2人で接種が出来たなぁということ。
注射器の使い回しは当時すでに行われておらず、煮沸消毒で注射器は賄われていた。
その煮沸消毒と注射液注入の為に看護師(当時は看護婦)さんも複数人いたと思う。

学校でのインフルエンザのワクチン集団接種はその後中止となる。
インフルエンザではないが、別のワクチンの集団接種を最後に受けたのは中学生の時。
ツベルクリン反応の注射と数日後のBCG。
今度は1つの学年だけだったので、500人超。
BCGの時は、ツベルクリンの反応を見て、対象者だけがBCGを受ける。
あくまで反応次第ではあるが、それが終わり次第授業に行く、という態勢が取られた。
このときの私のクラスの授業は「体育」。
体育服で反応を見て貰うことになった。
幸い、私はちゃんと抗体があったようで、BCGは受けずに済んだ。
BCGを受けたクラスメイトたちが遅れて体育の授業にやって来た。
その子たちは、明らかに接種したという証拠が腕にあるので、見学することになった。
そのときの、先生の「おめでと~!」というからかいの表情は今でも忘れられない。
「接種を受けたこと」に対する「おめでとう」だったのかな?

今回、この記事を書くために色々と調べてみたが、集団での接種は基本的には行われていない様子。
ほとんどのワクチンが「任意」だからそれはそうなるんだろうな。
学校でガヤガヤしながら受けたのも、今となっては楽しかった…かな?

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