我が家では、ここ数年、問題となってることがある。
父の、運転免許証の返還のことだ。
テレビ等でも、
高齢者の逆走や、事故を取り上げられてるのを観ると、
返納することの大切さが増してくる。
とはいえ、都会なら良いけど、
田舎になると、電車やバス、タクシー等、
中々、少ないのも実情だ。
こうなれば、
返納は、簡単にはいかない問題にもなってくる。
その点において、ここ大阪の場合は、
公共機関が整っているからなのだろう。
この返納率が、1位らしい、、、
あっ、
母は、私が生まれた時に取得したけど、
その免許証の更新時期を
1年間、勘違いしていた為、
現時点では、免許を持ってない。
のんびりしていたのか、気付いた時に、
警察へ行ったらしいが、、、
再取得!と言われて、断念したらしい。
最近、取得したくなったらしく、
私に、
「ねぇ、もう一度、取ろうかな?」
と聞いてくるけど、決まって答える返答は、、、
「もう返納する時期でしょう?
なのに、必要なの?」と。
話を戻して、、、と。
父の免許証のことだ。
私も、兄夫妻も、もう4年位前から、
父に、返納の話を持ち掛けている。
ところが一向に、
父本人が、首を縦に振らないのだ。
今、父は、長い間、運転してない。
その免許証も、私が保管している。
事実上、ペーパードライバーなのだ。
それでも、父が、たま~に思い出すのか、
「俺の、免許証は?
勝手に返納するなよ!!」と。
「キチンと保管しているから、大丈夫よ!!」
「次の更新は、いつだ?」
「前回から、5年だから、再来年!!」
等々と会話が続く。
どうやら、次も更新したい様子。
50年以上、運転してきたんだから、
そろそろ返納して欲しいのだが。
母は、
「車の戸締まりをしっかりした上で、
免許証も父に渡さなければ、良いんじゃないの?
身体も言うこと聞かないし、
どうせ乗れないんだから、
そのまま持たせてあげたら?
本人の気持ちを尊重しましょう」と。
母の意見も、家族として、
すごい分かるんだけど、、、