以前にも書いたが、
母は、少しどころか、
かなりの天然ぶりなのだ。
母は、私が産まれる直前まで、
お腹の中に、
私がいることを知らなかったらしい。
何故かというと、、、
母は、
吐き気を「つわり」だと思わず、
胃ガンではないだろうか?と思い込み、
胃ガンの検査ばかりをやっていたらしい。
でも、
どんなに詳しく検査をしても、
何一つ異常はなく、
吐き気を耐えるしかなかったようだ。
あまりの辛さに耐えられず、
藁にもすがる思いで、
お友達に相談すると、
自宅へ、祈祷師さんがお越しになり、
「エイッ、エイッ!」とお祈りされ、
その祈祷師さんは、
「もう、これで楽になりますよ!」
と言われたようだが、治るわけがない。
そりゃ、私が、お腹の中にいるんだから。
そんな日が続いたある日、
お腹の中の私が動いたらしい。
急いで病院に行くと、
既に、
妊娠8ヶ月の終わりで、もう臨月に入るところ!
と言われたそうだ。
すぐに、奈良の母の家族や、
父の家族に報告すると、
ビックリされたらしい。
でも、母にすれば、
「私が一番ビックリしているのに!」
と。
ところが、一つ問題が発生した。
母は、
胃ガンの検査をしていたのだ。
この検査で、
レントゲン等も撮ったらしい。
母自身、どうしようか?と悩んで、
身内達にも相談したらしい。
すると、、、、
「1枚や2枚なら、全く問題ない!」
と言われても、母の不安は収まらず、
産科の先生に相談。
「原子爆弾とは、全然違うから、
大丈夫。」との返事。
こう言われても、まだ不安な母は、
「他人事だから、、、と思わずに、
先生なら、どうされますか?」
「僕なら、絶対に産ませる!!」
と聞き、ようやく安心して、
母は、出産を決意したらしい。
1ヶ月後の出産時、
突然、飛び出して来るように、
元気に出てきたらしい。
3550グラムで、、、。
兄が、2200グラムだったから、
私は、少し大きめかな?
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