親子教室に半年ほど通ったあと、市の障害児通園施設に1年間通園しました。
ここでやっと私とタツのような親子に会って、ほんの少しほっとしたように思います。
ご近所さんに「○○君はどこの幼稚園行ってるの?」と聞かれても「○○は発達に遅れがあるから△△園っていう施設に行ってるの」と正直に言えるようになってきました。
もちろんこの時期も「普通の子育て」というレールからはずれたことへの大きな不安と悲しさがなくなったわけではなくて、少しずつ「現実からは逃げれないんだから、なんとかやっていくしかない」という気持ちにかわっていったのだと思います。
その後、公立の保育所に3年間通い、支援学校の小学部へ入学。
白ごはんが食べれなかったので心配しましたが、おかずを混ぜて食べることでなんとかクリア。
ただ牛乳だけは養命酒の小さな小さなコップの底にほんの少しでも飲めず、先生をネコのようにひっかくこと数知れず・・・でも先生の頑張りのおかげで小3には飲めるようになりました。
タツは一人でできることは少ないけれど、おとなしいタイプだったので今思えば穏やかな小学部生活でした。
まさに嵐の前の静けさ・・・
中学部生活の話のその前に・・・
タツには聴覚過敏があります。そのため小5から家の中以外は必ず「イヤーマフ」という騒音を遮断するヘッドホンをつけています。
最初は人目が気になりましたが、帽子と一緒で外に出るときはつけるもの・・という感覚になりました。
それでも少しでも目立たない物を必死に探したりしました。
こだわりといわれるものも山ほどあります。
ドアはきちんと閉める。
人形などの置物はタツの法則にのっとって整然と並べる。
鉛筆を持つときは肘をつかない。
靴はそろえて脱ぐ。
角を曲がるときは90度に曲がる。
歩き出すときは足をそろえる。
話し出すときに決まった口の形をつくる。
お箸をもつときにも決まった位置をもつ。
服は必ずパンツ→ズボン→Tシャツの順番で着る。
ご飯は一皿ずつたいらげていく。
手足の指のささくれはむかずにはいられない。
服がお腹のあたりでゴロゴロするのがイヤなのか冬でもトレーナー1枚ですごす。
車から降りるときはすべてのシートベルトを定位置にもどす。
などなど・・・
書ききれないぐらいいっぱいあります。
ひとつひとつの行動にタツなりの決まりがあるようです。
そりゃ生活しんどくなりますよね・・・
ここでやっと私とタツのような親子に会って、ほんの少しほっとしたように思います。
ご近所さんに「○○君はどこの幼稚園行ってるの?」と聞かれても「○○は発達に遅れがあるから△△園っていう施設に行ってるの」と正直に言えるようになってきました。
もちろんこの時期も「普通の子育て」というレールからはずれたことへの大きな不安と悲しさがなくなったわけではなくて、少しずつ「現実からは逃げれないんだから、なんとかやっていくしかない」という気持ちにかわっていったのだと思います。
その後、公立の保育所に3年間通い、支援学校の小学部へ入学。
白ごはんが食べれなかったので心配しましたが、おかずを混ぜて食べることでなんとかクリア。
ただ牛乳だけは養命酒の小さな小さなコップの底にほんの少しでも飲めず、先生をネコのようにひっかくこと数知れず・・・でも先生の頑張りのおかげで小3には飲めるようになりました。
タツは一人でできることは少ないけれど、おとなしいタイプだったので今思えば穏やかな小学部生活でした。
まさに嵐の前の静けさ・・・
中学部生活の話のその前に・・・
タツには聴覚過敏があります。そのため小5から家の中以外は必ず「イヤーマフ」という騒音を遮断するヘッドホンをつけています。
最初は人目が気になりましたが、帽子と一緒で外に出るときはつけるもの・・という感覚になりました。
それでも少しでも目立たない物を必死に探したりしました。
こだわりといわれるものも山ほどあります。
ドアはきちんと閉める。
人形などの置物はタツの法則にのっとって整然と並べる。
鉛筆を持つときは肘をつかない。
靴はそろえて脱ぐ。
角を曲がるときは90度に曲がる。
歩き出すときは足をそろえる。
話し出すときに決まった口の形をつくる。
お箸をもつときにも決まった位置をもつ。
服は必ずパンツ→ズボン→Tシャツの順番で着る。
ご飯は一皿ずつたいらげていく。
手足の指のささくれはむかずにはいられない。
服がお腹のあたりでゴロゴロするのがイヤなのか冬でもトレーナー1枚ですごす。
車から降りるときはすべてのシートベルトを定位置にもどす。
などなど・・・
書ききれないぐらいいっぱいあります。
ひとつひとつの行動にタツなりの決まりがあるようです。
そりゃ生活しんどくなりますよね・・・