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豊穣でオーガニックな音が売りの5F1。
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「カチッ、パキッ」とした輪郭がまず鼓膜に触れるSupremeに比べ、こちらは、蕩けるような柔らかさと、ふくよかさがまず鼓膜に触れます。
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ほんま、シングルコイルPUが載ったフェンダー・タイプのギターに合うアンプですな。
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R4は問題ないですが、ハムバッカーPUのR9だと、Supremeの後では、どうしても5,6弦がコモリ気味に聴こえちゃうのですわ。
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その一
整流管に、その16のRCA 5Y3GT
プリ管に、その9のRCA 5751
パワー管に、その19のRCA 6V6GT
だと、甘く柔らかな中音域そのままに、高音、低音の張りがでて、「スッキリ、クッキリ」と、とてもフレッシュな音になる。
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その二
整流管に、その16のRCA 5Y3GT
プリ管に、その37のKen-Rad 12AX7
パワー管に、その26のKen-Rad 6V6GT
では、少しタイトに、少し大人しめになり、指板のうえで音が落ち着き、押弦、爪弾きのニュアンスがとても付けやすい。 ちょいとクセのある高音もよい。
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その三
Supro Cometに載っていた'55年製RCA 5Y3GT、12AX7、6V6GTを試してみると、これもとてもイイ その一とその四の中間のような音とトーン。
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その四
で、結局、今は一巡して、購入時にもともと載っていた
整流管に、'57年製RCA 5Y3GT
プリ管に、GE 12AX7A
パワー管に、'57年製RCA 6V6GT
が鎮座しております。
この季節にピッタリなオーガニックっぷり。 甘く蕩けるような輪郭に、ほどよく爪弾きに纏わる粘り。 ほどよい密度のとても落ち着いた音。
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と、今のところ、4つの使えるパターンを手に入れることができやした。
その日の気分や、耳の調子にしっくりくるパターンをチョイスしてもいいし、
春・・・その三
夏・・・その一
秋・・・その四
冬・・・その二
なんてぇのもアリやな
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