Introducing Kenny Burrell - The First Blue Note Sessions /
Kenny Burrell
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では、毎度の稚拙な寸評...
寸評っつうても、長ぇえぞーー
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ディスク1
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『This Time the Dream's on Me』、『Fugue 'N Blues』、『Takeela』・・・
軽快な3連ナンバーでスタート。
ええギターの音や。
この「クシャ」「コロン」とした感じは、あのナチュラル・カラーのes-175のP-90の音かいな。
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『Weaver of Dreams』・・・ 十八番のスロー・ナンバー。
初っ端からメローなギターのトーンに、ヤラレマスタw
トミーのピアノと相まって心が浄化される名演。
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『Delilah』・・・ ディスク1のハイライト曲。
シングル・ノート主体のミディアム・テンポ・ナンバー。
都会的なムード満点のテーマにこれまたヤラレマスタww
賛否両論のキャンディドのコンガですが、この曲では絶対に”アリ”。
スリリングなオープニングといい、プラスの色付けになってると思いやす。
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『Rhythmorama』・・・ さて、そのコンガとドラムのデュオ(?)曲ですが、最初のうちは、
「浮いてる」
「こげな曲いらん」
と思ってましたが、アルバム通して何回も聴くうち、
「じゅーぶん”アリ”やな」
と思うようになりましたわw
アルバムのなかで重要なアクセントになってる。 尺が長すぎるけど...
『Moby Dick』みたい。 途中、思わずペイジのギターがインしてくる箇所がある。
この曲と『Delilah』以外は、も少しコンガの音量は小さいほうがエエと思う。
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『Blues for Skeeter』・・・ ケニー流ジャズ・ブルース。 っぱ都会的。
ポールのアルコも聴ける。
この曲には、コンガいらん。
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『Get Happy』・・・ この曲からアルバム『~Vol.2』に突入。
軽快なアップ・テンポ・ナンバーを経て、
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『But Not for Me』・・・ ケニー独奏による珠玉のスロー・ナンバー。
スウィープがとても効果的。
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ディスク2
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『Moten Swing』・・・ マイナー調のピアノからスタートするスローナンバー。
ここはトミーが主役。
満を持してバトンタッチされたケニーのソロも、なんとも、しっとりとしてめちゃメロー。
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『Cheetah』、『Phinupi』・・・ アップ・テンポのビバップ。
こーゆー曲だからこそ、ケニーのギターには歌心があるのがよく判る。
突き進むリズム隊...トミーのピアノもよい。
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『Now See How You Are』・・・ 軽やかにスウィングするケニー流ジャズ・ブルース。
オスカーのベース・ソロが美味い。
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『My Heart Stood Still』・・・ ここでアルバム『Swingin'』から唯一の挿入曲。
ケニー十八番のスロー・ナンバー。
こりゃ、間違いなくP-90の175の音やな。 堪らん。 ごちそうさまw
フランクのテナー・サックス、トミーのピアノもめちゃムーディー。
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『How About You?』・・・ 『Rhythmorama』とは違ったアクセント・気分転換になる
陽気な佳曲。 古臭さが全然無いなぁ~。
こういうのって、何ジャズっちゅうの??
伸びやかなフランクのサックスがゴキゲン。
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ダークで重厚なホレスのピアノが空気を一変させやす...
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アルバム『K.B.Blues』に突入や!!
たった4曲で、ウェスの『The Incredible~』とタイマン張れる名盤・名演やと思うんですが、
世間様で、全くといっていいほど採りあげられないのが不思議でしゃーないス。
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『K.B.Blues』・・・ めちゃパワフルなHorace Silver Quintet(-1)と組んだ相乗効果でしょう。
アンプのヴォリューム上げ気味に録音してるんで、
飽和寸前のギターの音が尋常なく生々しい。 そして良く聴こえる。
エレキギター・サウンドを代表する音のひとつやな。
歌いまくり、駆け巡るブルージーな演奏も最高。
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『D.B.Blues』・・・ 引き続き、ミディアム・テンポのブルージーなナンバー。
ちょいと軽やかなスタートから、コンボ一体となって盛り上げるエンディングへ。
もちろんケニーの演奏、音ともに引き続き、最高レベル。
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ホレス作曲のラテンの大曲『Nica's Dream』へ・・・ いかにもマイナー調のラテンらしい、
激しさは内に秘めたエモーショナルな演奏。 曲半ばで、チャーリーの『Swing to Bop』
のメロディをなぞるようなケニーが演奏があり、涙がチョチョギレマスタ...
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そして、コンボ一体のユニゾン演奏が爽快なフィナーレ曲『Out for Blood』へ・・・
このCD(とくにアルバム『K.B.Blues』)聴くときは、
「ちょいとデカイなっ」
てくらいの音量で、セピアなジャケ写を眺めながら、お聴きすることをお勧めしやす。
ケニーの左手が動きだし...
至高のフルアコ・サウンドが、ボディ裏から鳴り響き始めますから...
(「アンプからじゃねぇの!?」とか野暮なツッコミはナシ)
おおお、4バース~ドラムソロ~ユニゾンのエンディングがお洒落。
オリジナルとは曲順が違いますが、絵に描いたような
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起
承
転
結
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