昨夜は星空魔力で知らぬ間に眠りに入っていたようだ。今朝は目覚めスッキリ。
スッキリ過ぎて、朝の5時ですよ。
モーニングコーヒーを飲み、ゆっくり朝食をとっての撤収を終えたのが7時すぎ。
出発進行!
R169号をしばらく行くと コレは本当に国道なのか?と疑問に思ってしまう林道が続いている。
しかしながら林道に入って間もなく、林道に似つかわしくない旗がたくさん立っているじゃないですか?(あくまでも国道ですよ)
「瀞峡 筏下り」あー全国的に有名な筏下りはここから行くのか。
そして、その辺りの渓谷はこんな感じ。
ここを筏で下って行くっていうのは面白そうだけど、一人7,000円は高いよなあ。
ということで、今回は渓谷見学?のみで。
そこからがまたすざまじいクネクネ林道続き。
朝の通勤車が通ってたり、工事をしてる部分があるので大型車も来ちゃったりする。
狭いのに意外に対向の通行がある道だったりするもんだから、あたし達カブ~ずがすれ違いで枯れ葉や泥の中に突っ込まされるなんて茶飯事ですよ。
誰がここを国道としたんでしょうねぃ。
そんな林道国道は日本全国たくさんあるんだよなぁ。
R311に入って立派なトンネルを抜けて曲がると、舗装が土に還りつつある真の林道へ。
そこを行くと『丸山千枚田』に到着。
この道もまたロードバイクじゃかなりキツいところだわ。
写真じゃ撮りきれない田んぼ、田んぼ、田んぼ!!ザ・パノラマ棚田。
勾配は急だし、幅が1メートルくらいしかない田んぼがあったりする。
美しい景色とは裏腹に、開拓した人や現在も田植えしたりする人たちの苦労がなんとなくわかる。
けど、なんでココなんだろう。かなり辺鄙な地ですよ。
田んぼを堪能したら、今度は海へ向かってゴー。
うみぃー熊野灘ー!
R42に出たとたん、ジンジン暑い。交通量多し。殺伐としてる。
これはカブにとっては最悪の条件がそろい踏み。
しかし、ガソリンが心もとないので 仕方がないんですよねぃ。
海に出てすぐ、この旅2回目の給油をする。
先回給油より168キロ走行。給油量は3リットル。燃費は56キロ/リットル。こんなもんでしょか。
大きなバイクだとR42をそのまま行って尾鷲入りするところを、カブ旅の今回はR311に入って海沿いを行く事にした。
海沿いギリギリを行く訳じゃないけど、海あり山ありで愉快なコースだ。
すごく美しくって快適な道路と思ってると、突然狭道になってたり。
それにさすが熊野灘のリアス式。景勝地もたくさんある。(ようだ)
その中でも、東紀州きっての景勝地の『楯が崎』
見てみたいな~とは思ってたんだけど、道路から下って行く林道(徒歩のみ)があり、そこに「楯が崎 1.9キロ」とある。
ガーーーン。片道2キロですか。覗き込むと、かなり下ってますけど?
暑いしねー。あっさり諦めましたよ。ええ、根性なしって呼んでください。
クネクネ走るのも飽きてきたことだし、本当に必要だったのか疑問に思うくらいに立派なトンネルを抜けると 山手の方を走ることにした。
屈辱の登坂車線をガッツでのぼってそして余裕でくだって尾鷲入り。
お腹空いた~。
ということで、適当に見つけた『お魚市場おとと』へ入る。
お寿司がイートインできるので、無料のみそ汁とともにいただく。
あれまー、毎日お昼はお寿司かも?名物のさんま寿司がグー。
お山に身体が慣れてたせいで、「あぢぃ~よ~」
海沿いの幹線道路てのはカブにとっては地獄だ。
それでもひたすら走ると、「古里」という文字が。
今日はこの辺りでキャンプにしようっか。てことで海岸の方へ行ってみる
。が、古里キャンプ場は そのまんま海水浴場にテントを張るんで、なんだかな~。
お隣の比幾海岸キャンプ場に行ってみると、区画されていて炊事場も完備されたきれいなキャンプ場だったのでココに決める。
一つ難点は アプローチが深ジャリなのだ。
カブのタイヤが埋まるよお。
テントを張って、紀伊長島まで買い出し。
道の駅でマンボウの串焼きを期待してたのに、売ってないやん。
あれって土日のみの販売なのかなぁ?心残りじゃあ。
ま、美味しい鯵のみりん干しをゲットできたから 暴れないでおこう。
そして、キャンプ場からはカブでも1分くらいの所の『古里温泉』でほっこり。
温泉から戻って来たあたしは、みかん畑のおじいちゃんの「支那事変から太平洋戦争の終戦まで」のお話に小一時間耳を傾け、早生みかんをいただきましたよ。ふう~。
今夜は海鮮ものや焼き鳥の焼き焼き夕ご飯なので、チュッと搾らせてもらいました♪