二輪旅道中記

リーダー竜生とサブリーダー千絵のバイク旅紀行 *** since  2004***

【いざ萩へ!観光ツーリング 1日目】

2010-05-01 | 道中帳ーDucatiの巻

5月1日(土)

晴れ 本日の走行距離:470キロ


毎度毎度、計画なくGWを迎えているが、今年も裏切らずにのんびり構えていた。
しかしながら、昨年までとは違う所は起点が兵庫の西にり、なにより屋根付きの移動車が我が家にあるのだ。
よって、約2週間前には宿の確保をする事ができた。どうよ?
んな自慢することでもないか。。。

今年の到着点は『山口県萩市』
あたしは10年ほど前に母娘2人旅で1度訪れているのだが、リーダーは初めて。
『萩』先輩のあたしとしては色々とレクチャーしてあげたい所なのだが、記憶に問題があった。
70過ぎてる母が覚えてるのに、あたしときたら.....ほとんど覚えて....ない...。


そんな事はさておき、まずはいい天気なのでバイクで出発!

「ツーリングツーリング、やっほーやっほー♪」
「低燃費っぴっぴ~♪」とハイテンションのオンジほどの浮かれようなのに、出鼻をくじく山陽道に乗ったとたんの渋滞。

「うそやろ~?」
事前に見たNEXCO西日本の渋滞予測ではここの渋滞はなかったのにぃ。
だまされた!1,000円で山口まで行こうという算段なのだから文句を言えた義理じゃない。が、こんなにすぐに渋滞なら 中国道に乗ってたっつーの。そんなに遠くないからさ。
しかし、数百メートル走った後に渋滞原因が判明&渋滞解消。あらま、事故ですよ。


その後も快走中に2件、岡山直前に2キロほどの左手の握力がなくなる渋滞原因も事故。
龍野西~岡山までの間に4件の事故を目撃。(幸いバイクの絡む事故はなかったが

勘弁してくれ~。春の陽気のGWの移動で車の人たちって気ぃ緩みすぎてんじゃね?



その後の山陽道は広島から渋滞情報があったので、岡山から中国道に北上。
ちょっと遠回りになるが渋滞にあわないのなら 気にしなあ~い。

スルスル走って中国道のSAで串団子をゲット。
恥ずかしながらどのPAか失念してるのだが、第一候補は?七塚原。あぁ、これってブロガー失格ですね。


それは 山口県では有名(らしい?)『幸ふく』の串団子のよもぎ(150円)なり。
この串団子は種類がたくさんで迷うのだが、結局はオーソドックスなのを選んでしまう 庶民な人。
でもなんだって、むっちゃ柔らかっくっておいしいったら。久しぶりの団子ヒット。



ちょくっと給油したり、以前のZ750とF800の山口~四国ツーの際に リーダーのオーダーが通ってなかった因縁の吉和SAでリベンジの丼ランチをする。

今回は前にはなかった あわび茸と舞茸の天ぷらの丼を頼んだ。
ご当地名産のプッシュですな。
“ども、はじめまして”の  あわび茸の食感にはビックリしたのだが、残念なことに キノコ少なっ!オトナな男子にゃコメ余り減少が発覚ですよ。しかし、ギリギリ ちゃんと食べられただけ良かったっすね。(あたしと同じものを頼んだのに、今回も忘れられそうになってたのはなぜ?)


ギリギリランチ?も済み、高速を390キロ走破して山口ICで降りる。
今回は高速メインのツーになりそうな予感?
というのも、ICから宿のある萩市まで ほんのすぐの距離だ。

しかし、この道R262は快走路。
今住んでいる場所柄、バイクで走るにも、山的クネクネが少ない。高速なワインディング オンリーで細かいカーブの連続を長らく走っていないあたし達は喜々!.....僅かな距離だけれども。
しかーし!!
途中の『道の駅 あさひ』でトイレ休憩をした時にあたしのウキウキ☆キャッキャ♪気分がドドドーンとアップダウンクイズ(知ってる人は少なくなってきましたかね?)ばりに下落する事件が発覚。

そう まさか、持ってきたデジイチが何の役にも立たない重いだけの箱だったとは......。
あれまぁ、バッテリーが空っぽですよ?重たい方のレンズを付けてきたのにね。
もう、笑うしか無いつーの。
幸いなことに リーダーはちゃんとコンデジを持参しておりましたよ。
ガシガシ撮っちゃるう~。なかば自棄。


半分凹みながらも再出発をしたらば、すぐに宿到着。

早めだったがチェックインを済ませ、レンタル自転車で町並み散策。
ガソリン式二個車輪から御御足動力二個車輪へ跨がり替えですよ。

走るリーダー@レンタル自転車



「ねっ、高杉晋作って何した人?」
「木戸さんもお仲間やったん?」
「お城の主は誰?」

萩経験者ではあるが、歴史が最も苦手なあたしが 萩初心者のリーダーにしつこくしつこくこれでもかってほどの質問していたのだが、そのうち堪忍袋の緒がプツっとキレた。
はい、家に帰って勉強します。。。(普通は旅立つ前に勉強するのだが)

木戸充孝さん家の井戸 

豪商 菊屋家住宅 


ナマコ壁  

これぞ鬼瓦

ここにも甘夏

有名な菊屋家さんのナマコ壁や黒塀などを見ながら歩いて、ちょっとお茶タイム。 
『晦事(コトコト)』という 町家カフェで萩の『夏みかんジュース』をば。
旅に出たなら 必ずその土地のもんをいただきたい。是非とも。


萩の地のものんは甘酸っぱくて、コレが初恋の味っかあ♪
...違うか?初恋の記憶がなくなってしまっていても 美味しいかった。
それでもって、タイマーを持っているかのように お八つタイムになると必ず減る小腹。
ちょうど『風月堂』という和菓子屋さんがあったので、甘夏最中(130円)とお餅(長門鍔)をゲット。



最中は甘夏の餡で、ピールが入っているし、お餅も柔らかくって またもや美味!
お城跡も行ったり(母と行ってるらしいですが。。。)観光もしっかりして、名産も口にできて満足で再び自転車に跨がり、温泉に入るために宿へ。
今回はバイクはさておきの ゆるーい感の観光旅行なり。

2日目へつづく