5月2日(水)曇り時々雨
走行距離:218キロ
阿蘇いこいの村→小国→日田→〈52〉→福岡 香春(かわら)→平尾台→香春→博多
実はこの道中記は1年後に書いている。
どんなに記憶力が良い人だって、1年前の旅のあれこれを詳細に覚えてやしないだろう。ましてやあたしは…。
だから、この5日目の途中がすっぽり抜けてしまっているのだ。ま、仕方がないことと諦める。
朝、濡れたテントをそのまま撤収してバイクに詰め込み出発。
JA阿蘇町SSにてガソリンを満タンにして(ここが後のポイント!)向かうは博多。今日は長い旅になるよ。
お山は今日も白っぽい。
いいんだ、阿蘇の展望は前にも何度も見てるから。今回はいいんだ、キャンプできたし。
自分を慰めつつ、阿蘇を後にする。
小国を過ぎた頃からの記憶がすっ飛んでる。
ただただ、栗の花が臭かったのと霧雨がうっとうしかった思い出だけ。それだけ。
多分単調な道で見所もなかったからだと思う。そうに違いない。
ただ、途中の『道の駅 小石原』でお昼を食べたのは覚えている。
陶芸の盛んな地域で、窯元が点在していた。
その道の駅の『とり丼』がなかなか美味しかったのだ。やはり、記憶は味覚で成り立っていた。
ちょっと満足。
そしてバイクに戻ってくると、地元のヤンチー兄ちゃんがあたしのヘルメット(Arai SZ-F SAKURA)の写真を撮っていた。
人のヘルメット写真、いる?まったくわけがわからん。
そして、記憶がすっ飛んだ途中を端折りますよ。
いきなり平尾台へ。
どうしても、遠回りしてもここへ行かなくてはいけない使命があったのだ。
その使命とは『日本三大カルスト制覇』。
山口の秋吉台、四国カルストとここ平尾台。
実は以前のツーリングの際もこの前を通ってはいるのだが、まさか三大カルストとは知らすにスルーしてしまっていたから。
なんだか採石場っぽかったから。
「三大カルスト、制覇したぞーーー!!!」
これで、思い残すこともなかろう。
前のツーリングでは帰宅後、後悔で眠れぬ日々が続いてたから。(大嘘)
しかし、ずっと心残りでやっとこっさ来たのに、前2カ所に比べれば寂しい雰囲気だった。
撮影ポイントもあんまりないし、感動も少なめ。
それでも、制覇した満足感を抱きつつ、このまま博多へ向かう。
もうここまで来たら、普通に車の後ろをひたひたと走ってゆくしかない。
途中、まっすぐ行きたいのに通行止めで迂回させられ、 道に迷うかと思ったこともあった。
が、無事今夜のお宿に到着。
宿泊料金は安いのだが、すごく雰囲気のいい宿。
大正ロマンたっぷり。国の登録有形文化財とあった。
宿は朝食だけの予約だったので、博多の街を散策。
博多山笠 山車
駅。お土産はココでゲット。
いや~、『博多通りもん』は絶品なり。うまかぁ~。誰か博多行かないかな。お土産欲しいわ。
初めての中洲の屋台で、そのクオリティの高さに感動し いい夜を過ごせた。ブログ記事
明日は博多どんたくなので色々盛り上がってたし。
あ、明日は早めに博多を脱出しなくては通行止めになるではないですか。