二輪旅道中記

リーダー竜生とサブリーダー千絵のバイク旅紀行 *** since  2004***

【夏休み九州・四国ツーリング 4日目】雲仙~阿蘇

2008-08-03 | 道中帳ーSherpaの巻
8月4日(月) 晴れ一時雨

本日の走行:206キロ




島原半島から熊本に渡るフェリーは3本ある。
そのうち2本は同じ港から出ているので、とりあえずその島原外港へ向かうことにした。

宿から島原外港をつなぐ【雲仙グリーンロード】はその名の通り、緑な道だ。
今は田んぼが緑色だから か?棚田の間をスル~と縫って走る道で、心地が良い。雲仙越えのグネグネに比べりゃ、とっても短縮された。

そして、外港に着くと既にフェリーが泊まっているではないか。
「チケットは船内で買ってください」と言われるがまま ドライブスルー方式に乗り込んだ。
ロスタイムなし。早っ!
熊本フェリーは約1時間の船旅だ。

フェリーが着いた熊本港からはしばらく、燃えるような まさしく『火の国』熊本の街中を進む。

クスノキの緑の並木を進み、空港の下をくぐると阿蘇の雰囲気がでてきたぞ。

あたしが「草千里に行きたい!」とリクエストしたので、ミルクロードを通らずにパノラマラインを行く事になった。

まだ11時だけどお腹空いたなぁ。旅では空腹がとても早く訪れる。
パノラマラインへ入ってすぐにふと見ると『ドイツ○○金賞受賞』なる旗がはためいてるじゃないですか。
ドイツっちゃー ソーセージ?こーんな感じで何のお店か、値段も分からないのに ブタさんに導かれ 果敢にイン。
とっても美味しい ハムソーセージのレストラン【バイエルン】だった。







阿蘇じゃ「だご汁&高菜めし」が定番と思っていたあたし達。予想外に美味しい料理をいただけて、うむ 満足。

そのレストランから少し走ると【米塚】が見えてきた。
若草色のもっこり山。緑がまぶしいぜ。



そして、そこから緑の道を進むと【草千里ヶ浜】だ。
上の駐車場から眺める方が 全容が見えて良かった。

広大な大草原に放牧された牛達。そして阿蘇の火口から立ち上る煙。
「へ~え、ここが 草千里かぁ」行きたいって言ってたわりに どんなところか知らなかったりする。無責任なあたしであった。
リーダーの頭から阿蘇の噴火の煙が吹き出る写真を撮って、次なる場所へ。





次は阿蘇に来たライダーなら必ず行かなくてはいけない【大観峰】

11号阿蘇神社を過ぎたあたりから にわか雨が降ってきた。
カッパ着用!
いつもはあたしがカッパを着ると雨がやむんだけど、やはりここでもですか。。。
暑いけど、地面は相当に濡れているので着用のまま走り通すことにした。

45号では自衛隊の車に挟まれる。遅っ!むむむ~?よく考えたら、以前来た時も ここで自衛隊の車に先導された記憶が…。
なんでなの~~?グダグダで到着。

来たよ【大観峰】だぁ!…って、バイク少なっ。
あたし達ともう1台だけ?前は駐車場に入りきれないバイクがずら~っと並んでいたのにねぃ。
ライダーの聖地も平日はこんなもんですか。

不安定な天気の中 お馴染みの碑の前で記念撮影を済ませて また移動。



この辺はどこを走っても気持ちがいいもんだ。全部がオススメ道路になってしまうね。
口笛や鼻歌でやまなみハイウェイを走り、今夜の宿(トレーラーハウス)へチェックイン。

その後、九重の新名所?【夢 大吊橋】へゴー。…って本当に渡るの?
林間の(夜には絶対に真っ暗な)森林浴コースを抜け、温泉地を通り抜け、例の橋のある場所へ到着。

これが、【夢 大吊橋】



【夢 大吊橋】
標高:777メートル 高さ:173メートル  長さ390メートル 強度:大人が1,800人乗ってもOK  風速65メートル  震度5

とあるが怖いっす。
橋の上に人が乗り過ぎでねーの?
でも、いざ渡ってみると…「ん ちっとも怖くないやん」

両手すり部分は丈夫なフェンスがあり、足元もしっかりした目の詰まった鉄製のメッシュ。 さすがに下を覗き込む事はできないけど、普通に渡れるではないですか?揺れも少ないし ちょっと拍子抜け。
なーんだ。いやぁ、『かずら橋』でのへっぴり腰の再来を期待していた皆様(どこにおる?)期待はずれでしたねぃ。
ここでは、お決まりの九重飯田高原のソフトを食べて、来た道をもどる。

さーお風呂だ~。温泉だ~。

【黒川温泉】はどこの宿でも露天風呂が日帰りで入浴できる。
1,200円の手形なら3ヵ所は入れるらしいが、そんな時間もないしねぇ。
という事で 悩んだ結果、駐車場に近い『のし湯』なる温泉へ行った。
お湯も ロケーションもむちゃくちゃグーッド!なんだけど、難点が一つ。それは石鹸が使えなかったこと。
く~ぅ、いくら涼しい場所ばかり走って来たとはいえ、1日バイクで走り回った体を 石鹸で洗い流せないのは ちと辛かった。
そして、石鹸が使えない悲しみを乗り越え、バナナの即エネルギーのありがたみを実感し、初トレーラーハウスでの就寝になった。

5日目に続く



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