竹林亭白房

新葉館出版Web川柳句会2021年9月発表分★川柳

今日は、新葉館出版Web川柳句会の9月分発表があった。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。

◎診察へ手の届かない蜘蛛の糸
(新葉館出版Web川柳句会「時事川柳」/2021年9月発表分/特選一!/中前棋人選)。

なかなかコロナ禍が収まらない。昨今は、ただ感染者数のことばかりでなく、しきり医療崩壊ということが言われ出している。しかし、コロナ病床を確保している民間病院で少なからぬところが、患者を受け入れず、病床確保の補助金だけをただ取りしている由を『週刊新潮』が報じ、その後、『朝日新聞』も夕刊で後追い記事を出した。

その少なからぬ病院のなかに、分科会会長の尾身茂が理事を務めているところもあるとか。補助金は、一床につき一日1万円、ICU病床であれば一日40万以上という。
そういった事情のなかで、入院を求めても得られず。重症化ひいては死亡する例もあるとされる。まさに「蜘蛛の糸」にすがろうとする患者たちの悲痛な叫びがあるのだろうかと。

□本日落語一席。
◆桂枝女太「たけとんぼ」※作:小佐田定雄(NHK大阪放送局『とっておき!木曜笑タイム』)。
NHK大阪ホール、令和3(2021)年6月9日(第416回「NHK上方落語の会」※無観客)。
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