竹林亭白房

兼好「高砂や」★落語

□本日落語三席。
◆柳家花緑「笠碁」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京三宅坂国立劇場小劇場、令和3(2021)年11月26日(第641回「TBS落語研究会」)。

◆三遊亭兼好「高砂や」(BS日テレ『笑点』特大号第475回)。
深川江戸資料館、令和5(2023)年11月7OA。
従来型の落げ「婚礼に御容赦」(「巡礼に御報謝」の地口)ではなかった。さすがに、今どきこれを演る落語家はいないか。「助け舟」と言って落げる型だが、実のところ、『増補 落語事典』や川戸貞吉『落語大百科』によると、こちらのほうが本来の古い落げだったとの話もあるようだ。

試みに、『口演速記 明治大正落語集成』を繙くと、明治32年の四代目柳亭左楽の速記がある(『百花園』)。ここでは、演目を「仲人役」としてあるが、「婚礼に御報謝」だった。なんだかさきに記した従来型のミックスのような落げだ。実際のところどうなのか、もっと調べるとよいのかもしれない。

◆柳家わさび「ぞろぞろ」(NHKラジオ第一『真打ち共演』)。
福井県若狭町パレア若狭、令和4(2022)年9月9日収録※10月22日OA。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る