竹林亭白房

鉄瓶「堪忍袋」★落語

□本日落語五席。
◆立川吉笑「ぷるぷる」(NHK総合『林家正蔵の演芸図鑑』)。
東京渋谷NHK放送センター、令和7(2025)年2月23日OA。

◆林家染八「平林」(ABCラジオ『日曜らくごなみはや亭』)。
大阪日本橋国立文楽劇場、令和7(2025)年2月16日(第123回「上方落語をきく会」昼の部)。

◆笑福亭鉄瓶「堪忍袋」(ABCラジオ『上方落語をきく会』)。
大阪日本橋国立文楽劇場、令和7(2025)年2月16日※生放送(第123回「上方落語をきく会」夜の部)。
従来型の落げを使う演者はまずいなくなってしまった「堪忍袋」だが、あらたにかえられた落げにしても東西で違いが出ている。一部、東京には上方流の落げを使う演者が出てきていたかもしれない。

上方では、パンパンに膨れあがった堪忍袋に、伊勢屋の嫁が来て「くそ婆、死ねー!」と姑に対する悪態をつくと、伊勢屋の病で弱っていた姑も同じように堪忍袋を使おうとしたら、嫁の入れた「くそ婆、死ねー!」が出てきて、元気になったという落げである。

ちょっとブラックな落げだが、鉄瓶はその「くそ婆、死ねー!」の部分を「くそ婆、アホー!」とかえて演っていた。ここは、「死ね」という言葉がきついからとの判断だったろうか。鉄瓶個人的な経験として避けねばならない何か理由があったとか。
まあ、「死ね」ても「アホ」でも、この落語の本質が何かかわるわけではない……と思うが。

◆『笑点』七代目三遊亭円楽襲名披露大喜利春風亭昇太(司会)/五代目三遊亭圓楽(映像)・六代目三遊亭円楽(映像)・七代目三遊亭円楽・三遊亭好楽(日テレ『笑点』第2948回)。
神田明神ホール、令和7(2025)年2月1日収録※2月23日OA。

◆『笑点』大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・春風亭一之輔・林家たい平・立川晴の輔・三遊亭好楽・桂宮治(日テレ『笑点』第2948回)。
神田明神ホール、令和7(2025)年2月1日収録※2月23日OA。
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