竹林亭白房

さん喬「千両蜜柑」★落語

□本日落語三席。
◆柳家さん喬「千両蜜柑」(NHK総合『桂文珍の演芸図鑑』)。
東京渋谷NHK放送センター、令和2(2020)年7月19日OA。
尺が十分程度の『演芸図鑑』で、この落語を聞くのはちょっときびしい感じがする。とくに、番頭がみかん問屋とやりとりして、一個のみかんがなぜ千両なのかというあたりの理屈は、もうすこしていねいに聞きたかった気がする。

本音を言うと、ここは上方落語で聞くと、実に理にかなったわけが語られて、こちらのほうが断然おもしろい。しかし、これはやはり商人の町大阪(大坂)ゆえの道理か。
東京の「千両みかん」はそこまで語られないというのはわかっているが、それでも、みかん問屋の矜持みたいなものをもうすこし聞きたかった気がする。

今回は、テロップで、無観客であってかわりにスタッフが座っているとしっかり告げられたていた。ということは、先週OA分は、まだ以前に収録していた分の残りがあったようだった。ちなみに、さん喬の前に出たマジックの山上兄弟のところまでは以前収録分のようだった(1月20日収録とのこと)。

◆桂米輝「道具屋」(ABCラジオ『日曜落語なみはや亭』)。
大阪ほたる町ABCホール、令和2(2020)年2月11日収録(第118回「上方落語をきく会」初日)。

◆笑福亭呂好「手水廻し」(ABCラジオ『日曜落語なみはや亭』)。
大阪ほたる町ABCホール、令和2(2020)年2月12日収録(第118回「上方落語をきく会」第二日)。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る