本日は『産經新聞』「産経俳壇」で入選があった。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。
○蕗味噌やソシュール開く昼の酒
(「産経俳壇」/『産經新聞』2024年5月2日/対馬康子選)※注「ソシュール」=十九世紀の言語学者。
今、とても読まれているという本の一つに、今井むつみ・秋田喜美『言語の本質』(中公新書)がある。言葉の成立を推論するという興味深い論考である、というのを新聞の広告で見つけて買ってみた。まだ全部読んでいないのだが、言語の成立といえばソシュールだなとふと思い出して、『一般言語学講義』をパラパラとめくってみた。
大学の学部時代に一度は目を通しておかねばと思って、手もとに置いていたものをちょっと棚から引っ張り出してみたまでである。あらためて読みなおそうと思ったというほどのことではない。
四十数年ぶりに開いてみたという感じか。さて、次にこれを手にするのはいつか。いや、もうそれもないかも。知らんけど。
蕗味噌はなんでかわからんが、ソシュールという思索的な文章を読むことと相性が良いのではとかってに頭に浮かんできたものである。
□本日落語一席。
◆三遊亭わん丈「喪服キャバクラ」(寄席チャンネル『鮮 あざやか』)。
池袋演芸場、令和4(2022)年5月26日(「落語わん丈in池袋演芸場 三遊亭わん丈独演会」)。
○蕗味噌やソシュール開く昼の酒
(「産経俳壇」/『産經新聞』2024年5月2日/対馬康子選)※注「ソシュール」=十九世紀の言語学者。
今、とても読まれているという本の一つに、今井むつみ・秋田喜美『言語の本質』(中公新書)がある。言葉の成立を推論するという興味深い論考である、というのを新聞の広告で見つけて買ってみた。まだ全部読んでいないのだが、言語の成立といえばソシュールだなとふと思い出して、『一般言語学講義』をパラパラとめくってみた。
大学の学部時代に一度は目を通しておかねばと思って、手もとに置いていたものをちょっと棚から引っ張り出してみたまでである。あらためて読みなおそうと思ったというほどのことではない。
四十数年ぶりに開いてみたという感じか。さて、次にこれを手にするのはいつか。いや、もうそれもないかも。知らんけど。
蕗味噌はなんでかわからんが、ソシュールという思索的な文章を読むことと相性が良いのではとかってに頭に浮かんできたものである。
□本日落語一席。
◆三遊亭わん丈「喪服キャバクラ」(寄席チャンネル『鮮 あざやか』)。
池袋演芸場、令和4(2022)年5月26日(「落語わん丈in池袋演芸場 三遊亭わん丈独演会」)。