「川柳塔十二月本社誌上句会」(『川柳塔』2022年2月号)★川柳

本日は「川柳塔十二月本社誌上句会」の入選発表があった。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。

◎Nitoryuやがて英語の辞書に載る
(『川柳塔』2022年2月号/「川柳塔十二月本社誌上句会」※課題「驚く」/天！/句ノ一選)。

◎時折はうかぶ邪念と戯れる
(『川柳塔』2022年2月号/「川柳塔十二月本社誌上句会」※課題「ちらちら」/佳句/岸本宏章選)。

◎期待などしないときめた幸福論
(『川柳塔』2022年2月号/「川柳塔十二月本社誌上句会」※課題「こりごり」/森本まつお選)。

本当のところは、「Nitoryu」がいずれ外国(欧米)の辞書に載ることになるだろうと言いたかったところですが、どうも音節数の問題がクリアできなくて、上掲句のようになってしまった。でも、この表現がベストだったようにも思う。おかげさまで「天」もいただけたし。良しといたしましょう。

□本日落語二席。
◆林家染吉「狸の鯉」(NHK大阪放送局『とっておき！木曜笑タイム』)。
NHK大阪ホール、令和3(2021)年10月7日(第419回「NHK上方落語の会」)※1月27日OA。

◆笑福亭風喬「大安売り」(NHK大阪放送局『とっておき！木曜笑タイム』)。
NHK大阪ホール、令和3(2021)年10月7日(第419回「NHK上方落語の会」)※1月27日OA。