竹林亭白房

花緑「電信後退」★落語

□本日落語二席。
◆柳家花緑「電信後退」※同時代落語(NHK総合『桂文枝の演芸図鑑』)。
東京渋谷NHK放送センター、令和6(2024)年4月21日OA。
花緑が現代劇としての新作落語を語る場合は、現代の生活スタイルにあわせて洋服を着て椅子に座っるという形式で演じるというのは、かなり前から何かで読むか聞くかしていたと思うが、実際目にしたのは今日が初めてだ(たぶん)。花緑がこの形式で演る場合は、同時代落語と称するらしい。

落語というものができた時代は、人々がみな着物を着て座布団に座るということで生活を営んでいたからというのが理屈のようである。なるほど、確かに。そういえば、伝統芸能の歌舞伎も、現代を題材にして演じられる場合は、かなり前から現代の装いでやるという形式をとっていたのか。してみると、落語はちょっと遅れをとっているのだろうか。

噺は、スマホから始まって、電話の使い勝手を追求していったら、どんどん昔の電話の形態に戻っていくのではないかという風刺をきかせたものだった。
椅子に座って語っても、やはり上下をきるところは、伝統芸能ということになるのか。

◆『笑点』大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・春風亭一之輔・林家たい平・立川晴の輔・三遊亭好楽・桂宮治(日テレ『笑点』第2907回)。
日テレ麹町スタジオ、令和6(2024)年4月21日OA。
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