竹林亭白房

遊三「付き馬」★落語

□本日落語三席。
◆林家愛染「隣の桜」(NHK大阪放送局『とっておき!朝から笑タイム』)。
NHK大阪ホール、令和6(2024)年3月7日収録(第443回「NHK上方落語の会」)。

◆林家きく麿「童謡作り」(NHKラジオ第一『真打ち競演』)。
福岡県行橋市コスメイト行橋、令和6(2024)年4月12日(行橋市制施行70周年記念)※4月20日OA。

◆三遊亭遊三「付き馬」(NHK-Eテレ『日本の話芸』)。
東京渋谷NHK放送センター、令和6(2024)年1月26日収録(4月14日OA)。
これは六代目三遊亭圓生の持ちネタであって、遊三は、その圓生に直接稽古をつけてもらうでなく、『圓生全集』と録音された音源から、これを覚えて高座に掛けていると、オープニングトークで語っていた。
大師匠となった現在の遊三なら、とくに誰の許しを得るでもなく、自由にどんな落語でも演じることができるだろうと思うが、後ろめたそうに語っていたので、遊三がまだ若手と言ってもよいときの体験談だったろうか。いずれにしても、遊三は、あの世に行って、圓生師に叱られると言っていた。

また、圓生師は、「付き馬」の江戸言葉としての発音にもきびしいこだわりがあったとのこと。江戸言葉として「付き馬」は「ツキウマ」と発音しないと言っていたらしい。テレビでの音声なので間違っていたら恐縮なのだけれど、「ツキンマ」と発音するのが正しいというように聞えた。これは知らなかったことである。

「付き馬」は確か弟子の三遊亭小遊三も演っていたように思うが、遊三の「付き馬」が継承されているのだろうか。「ツキンマ」の発音とともに、また聴く機会があった確認してみたい。
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