竹林亭白房

『川柳マガジン』2024年5月号★川柳

本日は月刊『川柳マガジン』発売日。いささかの入選があった。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。

◎饒舌の後に出てくる契約書
(月刊『川柳マガジン』2024年5月号/クラブ誌上句会※課題「舌」/70秀/岡崎守・猫田千恵子・前中知栄選)。

◎大吟醸まずは味蕾をよろこばせ
(月刊『川柳マガジン』2024年5月号/クラブ誌上句会※課題「舌」/9客:新家完司選/70秀:猫田千恵子選)。

◎更新の日記に嘘の隠し味
(月刊『川柳マガジン』2024年5月号/川柳道※課題「続く」/佳作/今田久帆選)。

◎ちょっとだけ出る杭になり様子見る
(月刊『川柳マガジン』2024年5月号/全国誌上句会※雑詠/佳作/もりともみち選)。

◎支持者とはありがたいものまだ二割
(月刊『川柳マガジン』2024年5月号/時事川柳/秀作/井上一筒選)。

◎シールじゃなく言葉で値切る商店街
(月刊『川柳マガジン』2024年5月号/前句付※前句「合理的かな合理的かな」/佳作/西田斎柳選)。

◎色の道いろは覚えた谷中茶屋
(月刊『川柳マガジン』2024年5月号/江戸時代吟※課題「谷」/佳作/佐藤孔亮選)。

「更新の」の句で言っている「日記」は、自分だけのために書いたものでなく、やはりネット上のブログなどで公開しているものを指しています。
おそらく、これは自分だけのふるまいじゃないのではないかと。多かれ少なかれ、誰でも「盛っている」んじゃないでしょうか。

□本日落語一席。
◆桂文枝「思い出は記憶の中にだけ」(NHK-Eテレ『日本の話芸』)。
NHK大阪ホール、令和6(2024)年3月7日収録(第443回「NHK上方落語の会」)。
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