竹林亭白房

雛菊「元犬」★落語

□本日落語二席。
◆春風亭かけ橋「強情灸」(テレ朝チャンネル『WAGEIのじかん』#4)。
東京浅草木馬亭、令和5(2023)年6月収録※令和6(2024)年8月25日OA。

◆古今亭雛菊「元犬」(テレ朝チャンネル『WAGEIのじかん』#6)。
東京浅草木馬亭、令和4(2022)年7月収録※令和6(2024)年8月25日OA。
「元犬」は雛菊の師匠古今亭菊之丞もよく高座に掛けるネタである。雛菊はほぼ師匠が演るのと同じように語っていたようだ。

ただ、自分が以前菊之丞の「元犬」を聴いたとき、御隠居とシロのやりとのなかで、御隠居がシロの素性を問うところは、生れた場所のほか、父親のことだけにとどめていた。あれは時間のつごうだったのか。今回、雛菊は、生れた場所に続いて、父親のこと、母親のこと、そして兄弟のことまでていねいに語っていた。してみると、菊之丞は、いちおう弟子にはちゃんとフルヴァージョンで口伝していたということか。
ちなみに、兄弟のことを語るところで、御隠居に何人?と尋ねられたシロは「百一」と答えていた。これって、菊之丞からの継承ギャグだろうか。それとも、雛菊オリジナルか?客席の反応はもひとつだったが。

明るいキャラクターの雛菊にはよくあっていたネタのように思う。また、聴いてみたいものだ。
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