□本日落語一席。
◆立川ぜん馬「竹の水仙」(寄席チャンネル)。
国立演芸場、平成28(2016)4月29日(「立川ぜん馬独演会」)。
首尾よく竹の水仙が売れることになって、宿の主が品物を持って細川の殿様が滞在する本陣まで商いをしに行くというところは、ちょっと聞かない型かなと。そもそも講談ではどうなのだろう。一度聞いてみねば。
◆立川ぜん馬「竹の水仙」(寄席チャンネル)。
国立演芸場、平成28(2016)4月29日(「立川ぜん馬独演会」)。
首尾よく竹の水仙が売れることになって、宿の主が品物を持って細川の殿様が滞在する本陣まで商いをしに行くというところは、ちょっと聞かない型かなと。そもそも講談ではどうなのだろう。一度聞いてみねば。
些細なことだが、「名人上手」という言葉について。これは、今回のぜん馬だけではないような気もするが、左甚五郎ものなどを高座にかける際、「名人上手」という言葉にふれて、「上手」というレベルには到達できても、「名人」にはなかなかなれないなどと語られることがある。
しかし、「名人上手」という四字熟語では、「名人」と「上手」のあいだに技量的な差異を認めずに使われたものではないのかと。つまり、現代語の「上手」だと、ただ「巧みだ」という意味で使われているところだろうが、古語としての「上手」は「名人」と、ほぼ同義ではないかと思われる。それで、「名人上手」という四字熟語になっていると思うのだが。